軍用マイクログリッドの供給電力、2017年まで年率700%以上で成長
株式会社グローバル インフォメーションは、パイクリサーチが発行した報告書「Military Microgrids: Aggregation Platforms to Secure Mission-Critical Loads and Achieve Net Zero Energy, Renewable Energy, and Demand Response Goals (軍用マイクログリッド:ミッションクリティカルな容量の確保、ならびにゼロエネルギー、再生可能エネルギー、および需要反応目標を達成するためのアグリゲーションプラットフォーム)」の販売を開始しました。
米国の国防総省(DOD)は、単独の組織としては世界で最も大量の石油を消費しています。また、米国の軍事活動を全てあわせると、あらゆる種類のエネルギー利用において、世界最大の消費者となります。マイクログリッドは、大規模発電所の送電網から独立した分散型発電が可能で、発電機をシステムとしてネットワーク化し、その効率を最大化することにより電力生成に使われる化石燃料の消費量を削減することができます。マイクログリッドは、あらゆる軍事基地に設置することができ、大規模な送電網に何が起こっても関係なく軍事活動を継続することが可能です。
パイクリサーチの当報告書によれば、軍用マイクログリッドの供給電力量は、2011年から2017年に年率739%で成長し、38メガワット(MW)から316MWに増加すると予測されています。クリーンテクノロジーの専門調査会社である同社は、より積極的にマイクログリッドの導入が進んだ場合、固定式また移動式軍用マイクログリッドの供給電力量は、同期間に817MWに達すると推定しています。
「軍にとって最大の懸念事項は、送電網が中断され電力が送電されなくなることです。」と、シニアアナリストのPeter Asmusは話します。「送電網の管理欠如、さらに全米各地における不安定な電力サービスによって、DODは既存の送電サービスの見直しを行いました。これにより、DODは、マイクログリッド技術を採用することが、電力供給を確実にするために最善の方法であるという結論に達したのです。」
軍用マイクログリッド:ミッションクリティカルな容量の確保、ならびにゼロエネルギー、再生可能エネルギー、および需要反応目標を達成するためのアグリゲーションプラットフォーム
Military Microgrids: Aggregation Platforms to Secure Mission-Critical Loads and Achieve Net Zero Energy, Renewable Energy, and Demand Response Goals
http://www.gii.co.jp/report/pike214050-military-microgrids-aggregation-platforms-secure.html
出版日 2011年09月
発行: パイクリサーチ
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