ジボダン社、2021年度第1四半期(1月-3月)の売上高を発表  すべての市場とセグメントで力強く成長

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)の2021年度第1四半期(1月-3月)の売上高が1,674百万スイスフラン(前年同期比3.4%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同7.7%増になったと発表しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に影響を及ぼす中、ジボダン社は、当社事業とグローバルサプライチェーンを高い水準で維持しながらも、好調な業績で今年度をスタートすることができました。特に高成長市場が好調だったこともあり、ほとんどの製品分野と地域で成長を達成しました。

事業概要

事業部別では、テイスト&ウェルビーイング事業部の売上高は886百万スイスフラン(前年同期比1.3%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同5.8%の増加となりました。主な要因として、加工食品、セイボリー、スナック、飲料、栄養補助食品の各製品分野が好業績をけん引したことが挙げられます。

一方、フレグランス&ビューティ事業部の売上高は788百万スイスフラン(前年同期比5.8%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同9.9%の増加となりました。主な要因は、家庭用、健康およびパーソナルケア製品、アクティブビューティの各製品分野が好調に推移したことです。

ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。
「新型コロナウイルス感染症により非常に不透明な状況が続く中、2021年の目標に向け力強いスタートを切ることができたことを、大変嬉しく思います。新型コロナウイルス感染症の影響をあまり受けていない事業部門では需要は引き続き堅調に推移し、比較的、影響を受けている事業部門でも状況に改善が見られます。社員とお客様を支援し、機会を捉えて市場でのリーダーシップを拡大しつつ、ジボダン社全体として急速に変化する状況に適応していることを誇りに思います。」

■2025年に向けての5か年計画:存在目的とともに、成長にコミット
ジボダン社の2025年に向けての5か年計画では、すべてのステークホルダーに持続可能な価値創造を提供することを目指しています。ジボダン社の2025年に向けての5か年計画の不可欠な要素として、次の目標を挙げています。計画期間中の平均値で、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで売上高の成長率4~5%、および売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率12%以上の達成を目指します。また、ジボダン社は存在目的に沿って、持続可能性、多様性、安全性に関する主要な非財務目標の実現を目指します。

ジボダン社について

ジボダン社は、テイスト&ウェルビーイング、フレグランス&ビューティにおける世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新してきました。お気に入りの飲料や毎日の食事、高級な香水や化粧品、洗濯物のお手入れまで、その創造は感性を刺激し、世界中の多くの消費者を魅了しています。ジボダン社は存在目的に基づいた長期的な成長の達成に向けて取り組むとともに、人々と自然の幸せや健康を高める牽引役となることを目指しています。2020年度において全世界で16,000人を超える従業員を擁し、売上高は63億スイスフラン、売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率は12.8%を達成しました。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。詳しくは https://jp.givaudan.com/ から、さあ、共に思い描きましょう。

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