白鶴美術館 開館85周年記念 2019年春季展開催

2019年3月5日(火)から6月9日(日)まで

重要文化財3点を含む展示
公益財団法人白鶴美術館(神戸市、1934年開館)では、3月5日(火)から2019年春季展覧会を開催します。開館以来85年を通じて、春季に多く公開してきた中国陶磁。今回は、釉色が魅力の青磁・天目茶碗を中心とする宋磁や宋以前の陶磁器など、61点(うち重要文化財3点)を展示し、戦後の当館中国陶磁展を回顧します。
また、新館では、コーカサス絨毯21点を展示し、地域ごとの多様性と巧みなデザインについてご覧いただきます。

開催概要
【本館】  開館85周年記念
      「 白鶴美術館の中国陶磁器 釉薬への憧憬 ー宋時代を中心にー 」
【新館】  「 コーカサスの絨毯 」

期  間   2019年3月5日(火)~6月9日(日)

休館日  毎週月曜日 ただし、4月29日(祝・月)、5月6日(振替・月)は開館、

      5月7日(火)を休館

開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

■入館料  大人:800円/65歳以上・大学・高校生:500円/中・小学生:250円

本展の目玉となる青磁と天目の代表作、そして当館が世界に誇る重要文化財「白地黒搔落龍文梅瓶」
本展の目玉となる青磁と天目の代表作、そして当館が世界に誇る重要文化財「白地黒搔落龍文梅瓶」

白鶴美術館とは

今年で開館85周年を迎える美術館本館
今年で開館85周年を迎える美術館本館

「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい。」
白鶴美術館は、そんな願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館されました。古美術品500点で出発した当館は現在、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1450点以上の作品を所蔵。戦争と空襲、大震災など幾多の苦難を乗り越えて、価値ある古美術品を現在に残しています。

展覧会に伴うイベント情報
特別講演会「戦後日本の中国陶磁器を語る―蒐集・鑑賞・研究・展示―」
日時:5月3日(祝・金)午後1時から3時まで
講師:伊藤 郁太郎 氏(大阪市立東洋陶磁美術館名誉館長)
   弓場 紀知 氏(兵庫陶芸美術館副館長)

特別イベント「茶の湯の愉しみ方―鶴堂の茶を想う―」
日時:5月19日(日)午後1時から2時まで
講師:山口 雅弘 氏(茶人、表千家講師)
募集人数:10名
参加費:1500円(お茶・お菓子・入館料を含む)
申し込み方法:往復はがきにご住所・氏名・年齢・電話番号をお書きのうえ、4月10日(消印有効)
       までにお申し込みください。多数の場合は抽選とさせていただきます。

新館レクチャー「トルコ共和国で出会ったカフカス地方からの人々」 
日時:5月26日(日)午後2時から3時30分まで 
講師:佐島 隆 氏(大阪国際大学国際教養学部教授)

美術に親しむ会「うちの中国陶磁、この一点!」
日時:5月6日(振替・月) 午後1時から3時まで
講師:当館学芸員

アート・トーク「うちの中国陶磁、who’s who」(学芸員によるスライド解説)
日時:3月10・24日、4月7・21日、6月2・9日の各日曜日 午後2時から3時まで

ワークショップ 「クルッと反転! 紙が要のミニ屏風」
日時:4月28日、5月5・12日の各日曜日の午後2時から3時30分まで
指導員:甲南大学学生

白鶴美術館地図
白鶴美術館地図

アクセス
〒658ー0063 神戸市東灘区住吉山手6ー1ー1 
・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」下車
・阪急御影駅から北東約1km
(徒歩約15分)
・無料駐車場あり(大型バスも可)

青磁鳳凰耳花生
青磁鳳凰耳花生
禾目天目茶碗
禾目天目茶碗
重要文化財 黒搔落龍文梅瓶
重要文化財 黒搔落龍文梅瓶

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