美しい髪を手にいれる!「正しい髪の乾かし方」をおさらいしよう
みなさんは髪を洗った後、どんな風に乾かしていますか?実は髪の乾かし方によって、髪は美しくもなれば、痛むこともあるのです。正しい髪の乾かし方を知って、美しい髪を手に入れましょう。

タオルでしっかりと水分をふき取る
洗った髪を包み込むようにタオルをあて、手のひらや指で押すようにして水分を拭き取ります。この時、タオルをゴシゴシと動かして髪を拭かないように気をつけましょう。
濡れた髪同士がこすれ合い摩擦が起きることで、髪を傷つけてしまいます。
髪の多い人や長い人は、タオル1枚で乾かそうとせず、タオルを変えて2回ほど同じように髪の水分を拭き取りましょう。髪の長い人は、毛先もタオルで髪を包むようにしてから、力を入れず、軽く絞るようにして水分を拭き取ります。
ここでしっかりと水分を取って置くことで、ドライヤーを使う時間を短縮し、熱から受けるダメージを軽減することができます。
最初に髪の根元をしっかりと乾かす
ドライヤーで髪を乾かす順番は、髪の根元→毛先と根元の中間→毛先です。
ベリーショートの人は、髪の根元を乾かすだけで全体が乾いていきますが、肩にかからないくらいの長さでも、ロングでも、同じように3つに分けてドライヤーをあてていきましょう。髪の根元は一番毛が密集し、乾きにくい部分です。
いくら毛先が乾いていても、髪の根元が濡れていると、上から下に水分が降りてきて、うねりや広がりの原因になります。
キューティクルを広げないように気をつける
肉眼では見ることができませんが、髪はうろこ状のキューティクルに包まれています。
このキューティクルが、ぴったりと髪を包み込んでいると、ツヤがうまれ、しっとり、サラサラとした質感や手触りの髪になります。
しかし、ドライヤーの風を毛先から上に向かってあてたり、上下左右に振りながらあてたりすると、キューティクルが毛羽立ち、髪内部の水分やたんぱく質を保つ力が弱くなってしまいます。
パサつきなどのダメージはもちろん、髪も広がりやすく、まとまりにくい髪になり、繰り返すことでキューティクルが剥がれ、切れ毛や枝毛もできてしまいます。
髪の根元を乾かしたら、ドライヤーの風が出る部分を下に向け、上から下に向かって髪を乾かすと、ドライヤーの熱や風による、キューティクルの広がりを抑え、美しい髪を保つことができます。