みなとから、子どもたちがつながる周南地域。「Show!楽 ♪ 港!(しょうがっこう)」を開講【山口県周南市ほか】
港を学ぶ小学生向けオンライン一斉授業 を実施しました。
2022年2月10日に徳山下松港が開港100周年を迎えました。徳山下松港開港記念事業の一環として、国土交通省中国地方整備局宇部港湾・空港整備事務所の企画によりオンライン一斉授業「Show!楽 ♪ 港!(しょうがっこう)」が開催され、徳山下松港の位置する周南市・下松市・光市の14小学校の児童約650人(5年生を中心とした26クラス)が参加しました。(開催日:10月27日、11月1日、11月4日)
「交流しながら港を楽しく観てみよう!」という主旨で企画され、「港の役割」・「徳山下松港の特徴」・「SDGsに資するブルーカーボン生態系」など、港について多くのことが学べる授業が行われました。講師は、港湾整備のプロである国土交通省の職員が行い、1つの配信拠点校で対面授業を行いながら、その様子をweb会議サービスで複数の学校に配信し、他の学校と交流しながら進められました。
授業では、グループワークの話し合いも行われ、参加した全てのクラスが、自分たちの意見を発表しました。
日ごろ一緒に学ぶ機会が無い、他の学校との交流を楽しむだけでなく、自分の考えを発表し、色々な意見を聴くことができる有意義な時間となったようです。
最後は参加者全員での集合写真。
「港が好きな人?」との講師の掛け声に、児童達は元気よく手を挙げていました。
オンライン授業の終了後、各学校で、クラス単位で振り返りも行われ、「今まで知らなかった徳山下松港の大切さがよく分かった。」や「(授業後の)週末に開催される帆船のイベントに行ってみたい。」など、港について関心が深まったという多くの意見が寄せられました。
徳山下松港開港100周年をきっかけに実施した「Show!楽 ♪ 港!(しょうがっこう)」を通じて、3市の子供たちが繋がりました。
生活になくてはならない「港」が子供たちにとって身近に感じられた1日になったのではないでしょうか。