福岡の名物ママ産婦人科医による、「おうち性教育」ガイドブック  『「生理」と「セックス」を子どもに正しく伝えるための本』発売

3歳から中学生まで 成長に合わせた声がけのコツが満載

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年1月28日に『「生理」と「セックス」を子どもに正しく伝えるための本』(宮川三代子/1,450円税別)を発売します。

本書は福岡県八女市 公立八女総合病院にて産婦人科医長を務め、自身も2児の母である宮川三代子氏による初の著書。親が子へ性教育を行う重要性や、具体的な声がけのポイントを解説します。家庭での性教育にためらいや悩みを持つ読者に寄り添うハンドブックです。

ベレー帽がトレードマークの「ドクターみよこ」

産婦人科医歴20年の宮川氏は、「10代の計画しない妊娠をなくしたい」「生理がきたら、かかりつけの産婦人科がいる日本にしていきたい」という想いから、「いつでもどんな時もあなたの一番身近なドクターみよこ」をキャッチコピーに、地域での講演やYouTube、TIKTOKへの投稿など、若い世代に向けて正しい性の情報発信を続けています。

家庭での性教育が子どもの人生を守る

宮川氏は、これまで予期せぬ妊娠や重い生理痛で悩む10代の女性を数多く診察してきました。日本では性の話がタブー視されがちですが、計画しない妊娠を防ぐため、そして性犯罪の被害者、加害者にならないためには、子どものころから性の正しい知識を持つことが重要だと宮川氏は説きます。また、10代の女性が生理について正しく知ることは、将来の不妊や産科合併症、卵巣がんを防ぐことにもつながります。

「生理のとき、一緒にお風呂に入れないこと」を息子にどう説明するか

日本の性教育は先進国に比べて特に遅れており、自分の親からセックスや生理について教わった経験がある大人は少数派です。2人の息子を持つ著者も「自分の子どもたちが性犯罪の被害者になったり、加害者にならないように育てたい」「自分が生理のとき、一緒にお風呂に入れないことをどう説明しようか」と悩んだことが、本書の執筆につながりました。3歳児から中学生までの理解力の異なる子どもに対していつどのように性の話をすべきか、成長に合わせた具体的な声がけの方法について、「ママ産婦人科医」ならではの解説をします。マンガやイラストを満載した手に取りやすい一冊です。

こんな時どうする? 声掛けのポイント

●小さな子どもが自分の性器を触っていたら
…頭ごなしにダメだといわないこと。「触る前と後は手を洗おう」「人前ではやってはダメ」とルールを伝える。

●妊娠の仕組みを子どもにどう伝える?
…3歳になったら、少しずつセックス、妊娠の仕組みについて伝えていくことが必要。昆虫や動物の交尾の絵本を一緒に見たりしましょう

●男の子に生理について教える必要ある?
…生理中の女の子をからかわないため、思いやりを育てるためにも必要。お母さんが生理の時に話をしてあげるのがベストタイミング。

●思春期の子どもがこっそりアダルトな動画を見ているのに気づいたとき
…「そういう映像は、作り物の世界だから、これは現実のセックスとは違うよ」と伝える。作り物だと教えないと現実と混同してしまいます。

『「生理」と「セックス」を子どもに正しく伝えるための本』について

タイトル:「生理」と「セックス」を子どもに正しく伝えるための本
サブタイトル:ママ産婦人科医による
判型:A5判並製/208ページ
定価:1,450円+税
発売日:2022年1月28日
発行:株式会社PHP研究所

著者

宮川三代子(みやかわ・みよこ)
公立八女総合病院産婦人科医長。1974年、鹿児島県生まれ。福岡大学医学部卒。福岡大学医学研究科博士号取得。2児の母親。地域の小中高生に対する性教育、生理痛の対処法やHPVワクチンについてなど女性の健康に関する積極的な啓蒙活動を行なっている。