No.1高校生クリエイターを決めるリアル脱出ゲーム制作選手権 「リアル脱出ゲーム甲子園」第3回大会優勝は 奈良県立奈良高等学校の「作人A」!
優勝作品は後日SCRAP店舗にて開催予定! 第4回大会も開催決定!
株式会社SCRAP(本社:東京都渋谷区 代表:加藤隆生)は、全国の高校生および高専生を対象にリアル脱出ゲームのNo.1高校生クリエイターを決める大会、全国高校生リアル脱出ゲーム制作選手権(通称「リアル脱出ゲーム甲子園」)を開催し、第3回大会の優勝が「作人(つくるひと)A」(奈良県立奈良高等学校)制作の『とあるゲームからの脱出』に決定したことを発表いたします。
■「リアル脱出ゲーム甲子園」特設サイト
https://realdgame.jp/koshien/
全国高校生リアル脱出ゲーム制作選手権「リアル脱出ゲーム甲子園」は、全国の高校生および高専生を対象に、誰が1番面白いリアル脱出ゲームを制作できるかを競う大会で、予選と本選で2回の審査が行われます。第3回大会では、予選を勝ち抜いた8団体による本選が、8月3日(土)、4日(日)に学校法人嘉悦学園 かえつ有明中・高等学校にて行なわれました。
高校生だけでのリアル脱出ゲーム準備、そして実際にお客さんを入れての運営は大変なこともあったかと思いますが、どの団体も最大限に良い公演にしようと時間ぎりぎりまで公演の準備やリハーサルを行なっていました。第2回大会以降は審査員とは別に一般の参加者も公演を体験するようになり、緊張もひときわの様子でしたが、各団体の特色を活かしたバラエティ豊かな公演とクオリティの高さで、会場はリアル脱出ゲームならではの興奮と熱気に包まれました。
そんな2日間の本選の末、最終日である本日結果発表が行われ、栄えある第3回大会優勝団体が「作人A」(奈良県立奈良高等学校)に決定いたしました。 「作人A」が制作した『とあるゲームからの脱出』は、これまでのリアル脱出ゲームにない斬新なゲームスタイルが高い評価を得て、見事優勝となりました。審査員であるSCRAP代表の加藤からも「リアル脱出ゲームを切り開いていく、リアル脱出ゲームの理想の一つ。」と講評されました。優勝の「作人A」には、協賛の株式会社ブシロードより「カードファイト!! ヴァンガード」が副賞として贈られました。
また、準優勝は「Calette」(東京都立産業技術高等専門学校)が受賞。「Calette」が制作した『理不尽なスゴロクからの脱出』は、スゴロクの神様の怒りに触れてスゴロクの中に閉じ込められてしまうという設定です。エンターテインメントとしての総合力が高いところ、論理や計算された未来を読み解くことが楽しみの一つであるリアル脱出ゲームにおいて、あえてランダム性があることでより深みを出すというアイデアとその実装力が評価を得て受賞が決定しました。
第3位は「Paradox」(渋谷教育学園幕張高等学校)。「Paradox」が制作した『ある魔法のランプからの脱出』はランプの中に入っていくという設定、世界の住人たちと話す体験やその生き生きとした社会の表現力、驚きの大謎が評価されました。
受賞作品すべてにおいて設定とシステムと物語と謎が連動しているところが評価の決め手となりつつも、4位以下のイベントもどれも大変素晴らしく、面白く、毎公演参加者を巻き込んで大いに盛り上がりました。
そして、本大会の協賛として各団体の謎解きキットを印刷してくださった竹田印刷株式会社より、新たな賞も創設。本選出場団体の中で最も優れた謎解きキットを制作した団体にベストキット賞が贈られました。ベストキット賞は「謎解き愛好会」(仙台高等専門学校)が受賞。「謎解き愛好会」の『脱出しただけなのに』は、「違法リアル脱出ゲーム」を合法に変えていくというメタ構造の中、デザインとしてもわかりやすい謎解きキットを制作したところが評価されての受賞となりました。
優勝作品を含む優秀な作品は、大会事務局バックアップのもとSCRAP店舗にて開催予定です。
第3回も大盛り上がりの中大会が終了した「リアル脱出ゲーム甲子園」ですが、早くも第4回大会の開催が決定。さらなる詳細発表は後日発表予定。続報をお待ちください。
<リアル脱出ゲーム甲子園 第3回大会 優勝「作人A」>
<準優勝「Calette」>
<3位「Paradox」>
<ベストキット賞「謎解き愛好会」>
+++【「リアル脱出ゲーム甲子園」第3回開催中の様子】+++
+++【「リアル脱出ゲーム甲子園」第3回大会 概要】++
■イベント特設サイト
https://realdgame.jp/koshien/
■形式
エントリー
生徒が制作するリアル脱出ゲームの企画書をフォームより提出。
予選
企画書をもとに、SCRAPが本選に残る高校を選出。
本選
本選会場にて実際に生徒がリアル脱出ゲームを開催。審査員がプレイして、どのリアル脱出ゲームが面白かったかを審査。一般の参加者も体験できる形で2日間にわたり開催された。
■本選詳細
会場:学校法人嘉悦学園 かえつ有明中・高等学校
日程:2024年8月3日(土)/8月4日(日)
本選出場団体:
『ある魔法のランプからの脱出』Paradox/渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)
『自習 〜30分後の「さよなら」〜』博多工業演劇部/福岡市立博多工業高等学校(福岡県)
『理不尽なスゴロクからの脱出』Calette/東京都立産業技術高等専門学校(東京都)
『アリの巣からの脱出』Mの会/神奈川大学附属高等学校(神奈川県)
『脱出しただけなのに』謎解き愛好会/仙台高等専門学校(宮城県)
『おふとんからの脱出』あさりぐるーぷ/筑波大学附属高等学校(東京都)
『とあるゲームからの脱出』作人A/奈良県立奈良高等学校(奈良県)
『爆弾爆発まであと1分からの脱出』NAZO NEVERLAND/渋谷教育学園渋谷高等学校(東京都)
+++++【以下補足情報】+++++
■リアル脱出ゲームとは
2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されている。2007年に初開催して以降、現在までで1300万人以上を動員している。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントである。
※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。
公式サイト:https://realdgame.jp/
ツイッターアカウント:@realdgame
■SCRAPとは
2008年、株式会社SCRAPを設立。遊園地やスタジアムを貸し切ってリアル脱出ゲームを作ったり、本やアプリ、TV番組にも謎をしかけ、企業の謎解きプロモーション企画をお手伝いしているうちに、すっかり謎イベントの制作会社として世間に認知されてしまった京都出身のフリーペーパー制作会社(しかもフリーペーパーは絶賛休刊中)。勢いに乗ってファンクラブ「少年探偵SCRAP団」も結成。テレビ局・レコード会社などともコラボレーションを行い、常に新しいエンターテインメントを生み出し続けています。
公式サイト:http://www.scrapmagazine.com/
ツイッターアカウント:@scrapmagazine