世界中で延べ100万人が取得!IT認定資格CompTIA A+ 日本語試験を2019年7月29日(月)より配信開始 ~様々なIT分野でのファーストステップを支援~
ワールドワイドで100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長:Dennis Kwok【デニス クォック】)は、ITキャリアを確立する上で最も重要なIT認定資格のひとつである「CompTIA A+(コンプティア エープラス)」<試験番号:220-1001/220-1002>を2019年7月29日(月)より配信開始いたします。
世界中250万人以上のITエキスパートに取得されているCompTIA認定資格の中で、最も人気の「CompTIA A+」。取得することで、ユーザーが使用しているデバイスに関係なく、セキュアに必要なデータにアクセスできる環境を提供/維持するスキルを習得できる認定資格として広く認知されています。2019年1月からは、CompTIA A+の8代目となるCompTIA A+ Coreシリーズの提供が開始されました。(英語試験のみ。)その日本語版がいよいよ配信を開始いたします。
CompTIA A+認定資格の特徴
CompTIA A+は、ITキャリアを確立する上で最も重要なIT認定資格の一つです。新たにIT業界での仕事に就く際も、CompTIA A+の取得により、さらに高いキャリアを目指すことが可能となります。また、既にIT業界で活躍されている方でも、CompTIA A+により、自身のスキルを再検証することにより、より一層高いキャリアを獲得することを可能とします。
CompTIA A+は、様々なスキルを網羅しているベンダーニュートラルな認定資格
CompTIA A+認定者は、既存のデバイスやOS、そしてモバイルに至るまで、現在の広域で多様なIT環境で必要とされるテクノロジーをマスターしています。
認定資格者の多くは、より効率的に困難な技術的問題を、自信を持って取り扱うことができます。
CompTIA A+は、基本的なスキルを評価
CompTIA A+は、ITキャリアの着実なステップアップのために、さまざまなデバイスでのトラブルシューティング、ネットワーク、セキュリティ等のベストプラクティスを横断的に習得します。また、CompTIA A+では、プロフェッショナルとしての振る舞い、コミュニケーション等についても問われます。
CompTIA A+は、企業に信頼された認定資格
世界中の企業や政府機関では、モバイルとクラウド環境の活用を推進しています。
多様なデバイスの実行環境と、ビジネスの活用を遂行できるCompTIA A+の認定者は、世界中の企業や政府機関で信頼を集めています。
CompTIA A+は、世界標準の認定と認証を持つ認定資格
CompTIA A+は、ISO/ANSI認定を取得しています。CompTIA A+の出題範囲と認定資格試験の厳格な開発プロセスは、品質を保証する国際規格にそっており、高い信頼性を維持しています。
CompTIA A+は、IT業界の IT業界による IT業界のための認定資格
CompTIA A+は、IT業界のSME(サブジェクトマターエキスパート)と呼ばれるITプロフェッショナルにより開発され、メンテナンスされています。認定資格試験の出題範囲は、SMEにより開催されるワークショップによりベースが策定され、IT業界全体に実施されるワールドワイドの調査とフィードバックにより内容が決定されます。
パフォーマンスドテスト(シミュレーション)が導入されている認定資格
クリティカルとなるITサポートにおいて、プロフェッショナルとしてのスキルを証明するために、パフォーマンスドテストが導入されている認定資格です。
キャリアパスと本資格のポジション
CompTIA認定資格は、様々なIT分野でのファーストステップを支援するために開発されています。それぞれの認定資格は、その役割に応じて、下記のように分類されています。
CORE
INFRASTRACTURE
CYBERSECURITY
ADDITIONAL PROFESSIONAL
CompTIAでは、特にニーズの高い2つの分野について、下記のようなキャリアパスを推奨しています。
認定資格を取得される際の参考にしてください。
CompTIA サイバーセキュリティ キャリアパス
CompTIA インフラ キャリアパス
CompTIA A+試験情報
試験番号 :CompTIA A+(220-1001)/CompTIA A+(220-1002)
※CompTIA A+取得のためには、上記2つの試験に合格することが必要です。
出題範囲 :<CompTIA A+(試験番号:220-1001)>
1.0 モバイルデバイス 14%
2.0 ネットワーキング 20%
3.0 ハードウェア 27%
4.0 仮想化とクラウドコンピューティング 12%
5.0 ハードウェアとネットワークのトラブルシューティング 27%
<CompTIA A+(試験番号:220-1002)>
1.0 オペレーティングシステム 27%
2.0 セキュリティ 24%
3.0 ソフトウェアのトラブルシューティング 26%
4.0 運用手順 23%
問題数 :最大90問
出題形式 :単一/複数選択、パフォーマンスベースドテスト
※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題されます。
パフォーマンスベーステストの詳細については、下記をご覧ください。
https://www.comptia.jp/cert_about/testing/cat/pbtexam.html
試験時間 :90分
合格ライン:CompTIA A+(220-1001)675スコア以上(100~900のスコア形式)
CompTIA A+(220-1002)700スコア以上(100~900のスコア形式)
受講料(税込)※一試験分:一般価格 ¥27,747/メンバー価格 ¥23,585
CompTIA A+ 開発プロセス
CompTIA認定資格は、試験作成委員会が中心となり、ニーズ調査・職務分析・リサーチを経て、SMEと呼ばれる現場関係者により開発が進められます。
CompTIA A+は、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
米国SME(米国本部/一部抜粋)
Avon - Morton Grove/Cisco Systems/City of Los Angeles/Dell EMC Brazil/Department of Defense/Department of the Navy/East Carolina University/HP/US Air Force/US Army/USBank/Unisys/University of Redlands/他
日本語試験SME(50音順/社名は参加時の社名を記載)
日本語試験は、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 時田 剛 氏
株式会社OAG 堀江 和昭 氏
株式会社クエスト 伊藤 仁美 氏
株式会社クレオ 永井 勝 氏
富士ゼロックス東京株式会社 神崎 賢太郎 氏
株式会社ラック 長谷川 長一 氏
ロボット投信株式会社 塚本 牧生 氏
CompTIA認定資格の開発サイクル
【CompTIA(コンプティア)について( https://www.comptia.jp )】
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場なるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA(the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。
2018年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心にした2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。
【CompTIA認定資格について( https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/ )】
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。
CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで250万人以上に取得されています(2019年7月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2019年7月現在、Network+など13分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。