ステビアが米国の砂糖・甘味料市場において勢いを増し、海外市場への拡大に期待
株式会社グローバル インフォメーションは、パッケージドファクツが発行した報告書「Sugar, Sugar Substitute, and Sweetener Trends in the U.S., 3rd Edition (米国の砂糖・代替糖・甘味料市場の動向:第3版)」の販売を開始しました。
米国の甘味料市場は、世界で最も大きく、かつ多様な市場です。アメリカ人は甘味料を最も多く消費しています。小売店・消費者に対してだけでなく、食料品メーカーとっても、多種多様な甘味料が存在します。砂糖、論議の種となる高果糖コーンシロップ、さらに様々な人工甘味料や砂糖よりカロリーが少ない植物由来の甘味料といった具合です。
パッケージドファクツによる当報告書によれば、メディアからの注目や新市場開発の可能性そしてFDAからの安全食品認定によって、ステビアが市場を先導する甘味料として浮上しているということです。コカコーラやペプシコといった大手企業の支援もあり、2008年末からステビア市場の市場力学は大きく変化しています。
「2008年12月にFDAがステビアを安全商品と認定するやいなや、企業はステビアおよびステビア含有製品市場に急いで参入しました。それ以来、この市場の開拓戦略の一部として、他社とのパートナー契約や合併、買収が進んでいます。」と、パッケージドファクツのDavid Sprinkleは話します。「ステビア含有製品の熱狂的な展開は今後も衰えることなく続くでしょう。」
世界における小売および卸売りのステビア市場は、2008年には計2,000万米ドルでした。最新の予測値は、予測によって幅がありますが、2011年には合計で8億米ドルから20億米ドルに達すると推定されています。2004年から2008年において、2000以上のステビア含有製品が世界中で販売されています。2010年には、米国市場だけでも、76にも及ぶステビア含有の製品ラインが発売されました。新製品の多くは、ステビアを他の一つあるいはそれ以上の甘味料と組み合わせて使用しています。
市場調査レポート: 米国の砂糖・代替糖・甘味料市場の動向:第3版
Sugar, Sugar Substitute, and Sweetener Trends in the U.S., 3rd Edition
http://www.gii.co.jp/report/pf213473-sugar-sugar-substitute-sweetener-trends-us-3rd.html
出版日 2011年09月
発行: Packaged Facts
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