インスタママの「#おうちモンテ」投稿がブームのきざし映える作品が作れる「紙あそび本」が好評

2019-04-15 14:30

株式会社ＰＨＰ研究所（京都市南区・代表取締役社長清水卓智）は、2019年4月10日に『「集中できる子」が育つモンテッソーリの紙あそび』（百枝義雄・百枝知亜紀著／1,300円税別）を発売しました。モンテッソーリ教育の幼稚園を運営する著者が、園でおこなっている「切り紙あそび」を紹介するシリーズの第2弾です。前作『「自分でできる子」が育つモンテッソーリの紙あそび』は、子どもの作品と一緒に書籍を紹介する投稿がネット上に相次いだことから、口コミで人気となりました。発行部数は現在3万部を突破し、子ども向けの工作本としては異例のヒット中です。

モンテッソーリ教育第一人者の最新刊

日本でもすでにおなじみの「モンテッソーリ教育」は、棋士の藤井聡太七段が幼少期に受けていたことでも脚光を浴びた、子どもの自主性を伸ばす教育法です。著者は子どもたちの教育はもちろん、モンテッソーリ教師の育成にも携わっており、全国で保育士・幼稚園教諭・両親を対象に講演会を行っている第一人者です。

「#おうちモンテ」インスタ投稿は1万件以上

子どもの発達によい活動のことを、モンテッソーリ教育では「おしごと」と呼びます。モンテッソーリの園では、「紙を切る」「ビーズに紐を通す」「お皿を洗う」などの「おしごと」をすることで、考える力や、日常生活を送る力を学びます。この「おしごと」を自宅でやるのが、通称「おうちモンテ」。モンテッソーリ教育に関心が高いママブロガーやインスタママを中心にブームとなっており、2019年4月現在、インスタグラムではハッシュタグ「#おうちモンテ」のついた投稿が1万件を超えています。

思わず写真に撮りたくなる、「映える」作品が好評に

そんな「#おうちモンテ」ママ達の間で注目を集めたのが本シリーズ。特徴は、おしごとの中でも「紙あそび」をピックアップしたことです。第1弾『「自分でできる子」が育つモンテッソーリの紙あそび』の読者からは、「図柄がかわいく種類も豊富」「子どもと一緒に大人も夢中になれる作品」「4歳の息子がはさみ切りや縫いさしに夢中になりました」などの声が、子どもの作品の写真とともに寄せられました。最新刊『「集中できる子」が育つモンテッソーリの紙あそび』では、レベルアップした約60点を紹介。すぐに使える型紙はもちろん、モンテッソーリ教育の基本の考え方や、子どもを伸ばす声かけのコツ、道具の選び方なども掲載されているので、おうちモンテ初心者のママも安心です。3歳から小学校低学年まで、知育紙あそびを親子で楽しめます。

「モンテッソーリの紙あそび」参考資料

著者について

・百枝義雄（ももえだ・よしお）
「吉祥寺こどもの家」園長　モンテッソーリ　ラ・パーチェ　トレーニングコース代表
1963年生まれ、長崎県出身。東京大学教養学部卒業後、進学塾の講師、運営職を経て、不登校、高校中退生のためのフリースクールを設立する仕事に従事。人格の土台を形成する教育の必要性を感じ、モンテッソーリ教育と出合う。1988年、モンテッソーリ教育施設「吉祥寺こどもの家」を開園。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師養成センターおよび横浜国際モンテッソーリ乳児アシスタントコース卒業。0歳～3歳、3歳～6歳両方のモンテッソーリ教育資格保持。2002年より日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師養成センターの実践講師として3歳～6歳のモンテッソーリ教師養成に携わり、2007年、同センターで0歳～3歳のモンテッソーリ教師養成コースを立ち上げ、2011 年まで実践講師を担当。2012年、子どもを中心としたモンテッソーリ教育を実践できる人材育成のため、新しい教員養成コース「モンテッソーリラ・パーチェ」を立ち上げ、代表を務める。日本全国で、保育士・幼稚園教諭・両親など様々な大人を対象として保育、育児についての研修会や講演会を行う。

・百枝知亜紀（ももえだ・ちあき）
1969生まれ、東京都出身。「吉祥寺こどもの家」主任。目白学園女子短期大学国語国文科卒業。玉川大学文学部教育学科幼児教育課程修了。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師養成センター卒業、モンテッソーリ教師（0歳～3歳、3歳～6歳）資格取得。2007年、同センターで0歳～3歳のモンテッソーリ教師養成コースの立ち上げに参加、2009年度まで3期にわたりアシスタントを務め、2010年度は実践講師として指導。大手メーカー在職中に幼稚園教諭免許を取得、「小さき花の幼稚園」、「麻布子どもの家」勤務を経て現職。
オーガニック料理ソムリエ。食品衛生責任者。