初めてのホームページ制作!最初の準備ですべき大切な事とは

2021-01-29 18:00

「自分でホームページを制作するために調べてみたけど、情報がありすぎて結局何から始めていいのかわからない」。と言うかた意外と多いのではないでしょうか?

自作でホームページを作成するには確かにたくさんのことをやって行かなくてはいけません。ただ必ず最初に決めておかなくてはいけない大切な準備があります。

さっそく今から頭の中で整理しやすいよう順番にご紹介していくので是非ホームページ制作の参考にして見て下さい。

まず初めに考えるべき4つのポイント

ホームページ制作をする時にまず最初に考えて欲しいポイントは4つです。

①ホームページ制作をする目的

②ホームページに訪れる人たち

③ホームページに載せる内容

④自作ホームページ制作方法の選択

ホームページ制作を始める時はつい作業の方に頭がいきがちですが、まずはしっかりとしたプランニング(計画)をたてることが一番重要と言えます。

プランニングの部分をしっかりと決めずにホームページ制作作業を始めてしまうと、ホームページ自体がぼんやりとしたものになり訪れたユーザーにも魅力のないものになってしまう可能性があります。

そうなるとせっかく時間をかけて自作したのに、ただWEB上に存在するだけのホームページでは時間・労力・お金も無駄になりかねません。まずはしっかりとホームページ制作をするにあたってのプランニングをたてていくことが大切です。

では1項目ずつ詳しくご紹介していきましょう。

ホームページを制作する目的は何ですか?

ホームページ制作では目的を明確にすることが大切です。まずあなたが「ホームページで何をしたいのか」を考えて見ましょう。いくつか代表的な例をあげてみますね。

・集客
・知名度
・顧客の獲得
・売上UP
・ネット販売(ECショップ)
・求人

などがあげられます。少し目線を変えて話すと「あなたのホームページにアクセスしてくれた人に何をしてもらいたいのか」と言うことです。この目的を明確にしておこくことがホームページを制作していく上でとても重要です。

ただ1つ気をつけてほしいところは、あれもこれもとたくさんの目的を設定してしまうと逆に力が分散されて成果をだしづらくなる可能性がでてきます。

ですから目的を絞ることをおすすめします。またいくつかある場合は優先順位をつけることも大切です。そうすることで自分がどんなホームページを制作したいのかが見えてくるはずですよ。

ターゲットユーザーはどんな人?

ホームページ制作の目的が決まったら今度は「目的を達成するためにはどんな人たちにアクセスして欲しいのか」「誰に伝えたいのか」を考えます。これもとても大切なことで、あなたのホームページにアクセスしてくれた人がホームページを見てアクションを起こしてもらうことが必要だからです。

アクションは目的によって変わってきますが、わかりやすく言うと「商品を買ってもらう」「問い合わせや予約をしてもらう」「店頭に来店してもらう」などになります。

WEB上にはたくさんのホームページと情報があふれています。その中であなたのホームページを見つけてアクセスしてもらうには、ある程度ターゲットを絞りこみその人にむけて発信することが注目してもらえる1つの方法と言えるのです。

ではターゲットの設定として考えたいことをいくつかあげていきますね。

・男性?女性?
・年代(20代・30代・40代・シニア世代・若者世代など)
・職業(OL・サラリーマン・自営業・主婦)
・家族構成
・地域
・趣味や趣向

などです。ここまで詳しく考えるの?と驚いたかもしれませんが情報が欲しいターゲットの特性を知ることで

・ターゲットの好むデザイン
・ターゲットに共感を持ってもらえる文章の表現
・ターゲットがどんな情報を欲しがっているのか

が推測でき、ホームページ制作がしやすくなるのはもちろん目的達成の可能性も高くなります。

ユーザーにどんな情報を知ってもらいたい?

目的とターゲットが決まったら今度はあなたのホームページに載せたい内容を考えて見ましょう。あなたがアクセスしてくれたターゲットに「伝えたいこと」「伝えたい情報」そして「ターゲットが必要としている情報」です。

まずは思いつくままに書き出して見ることをおすすめします。そして書き出したものの中から本当に必要と思うものをピックアップします。思いつかない場合は同じ業種や目標とするホームページを検索し参考にしてみるのも1つの方法です。

そしてピックアップした項目を同じ目的別(カテゴリー)に分類しサイトマップを考えます。

サイトマップとはホームページ内にあるページの内容と構成を一覧化したもので、通常はそこから目的別のページにリンクできるようになっています。例えばお店のホームページのサイトマップで多い例は

・店のこだわり(コンセプト)
・営業案内
・交通アクセス
・メニュー(料金やサービス)
・予約方法
・問い合わせ

などです。このほかネット販売をしたい場合は買い物やお申込みフォーム(カートなど)が追加されています。

このようにここまでのホームページの構成を考え準備しておくとホームページ制作がかなり楽になってきます。

ただ内容を決めたからと言って絶対そう進めていかなくては行けないという事ではありませんので、神経質にならなくても大丈夫です。これからホームページを制作していくうちに、いろいろなことに気づき進化させ運用していくのが本来のホームページの在りかたです。

そしてだいたいの構成が決まったところで、いよいよあなたが自作するホームページ制作はどんな方法がぴったりなのかを考えて行きましょう。

自作ホームページ4つの制作方法

自分でホームページを制作するには下記の4つの方法があります。

・テキストエディタ
・ホームページ作成ソフト
・CMSツール
・WEB上ホームページ作成サービス

それぞれを簡単にご紹介していきますね。

・テキストエディタ

テキストエディタとはテキスト(文章)を編集するソフトのことです。テキストエディタはホームページを構成する上で必要なHTML(ページ)・CSS(スタイルシート)などのファイルソースを直接記述してホームページ制作を行っていく方法です。

テキストエディタはホームページ制作をする上で一番自分のイメージに近いものを作り上げることができます。ただし相当な技術と知識が必要となるため初心者にはかなり難易度の高い作り方と言えます。

・ホームページ作成ソフト

市販されているホームページ作成ソフトを購入してホームページ制作を簡単に行うことができます。最も代表的なソフトは「ホームページビルダー」です。

難しい技術や知識がなくとも簡単にホームページを制作することができますがソースが自動で編集される場合もあるため、理想のデザインと違ったものに出来上がる可能性があります。また更新もソフトがインストールされているパソコンでするので場所が限られます。

・CMSツール

CMSツールとはContents Management Systemの略でホームページを簡単に作成・更新・修正ができるシステムです。代表的なものでは「WordPress(ワードプレス)」があります。

パソコンにソフトをインストールするものではなく、レンタルサーバーにインストールしてWEB上で作業していくツールです。簡単に自分で好きなときにホームページの更新ができますが、ある程度品質のあるホームページを制作したい場合は最低限度の知識も必要となります。

・WEB上のホームページ作成サービス

ホームページの作成、更新作業、公開場所などすべてWEB上で簡単に行うことができるサービスです。無料で利用できるものも多くありますがその場合、広告の自動掲載や制限があります。

さらにサービスの提供が終了してしまうと、作成したホームページも継続することができなくなるという大きなデメリットがあります。

以上4つの制作方法のうち自作するには、どの方法が自分にあっているのかを検討して見ましょう。

事前準備ができてから作業へすすもう!

ホームページを制作するには作業に入る前にしっかりとしたプランニングをたてることが大切です。そうすることでホームページの制作はグッと楽に進めることができ、目的や目標に近づくことができます。

もしあなたが途中で自作が大変になりホームページ制作を依頼したくなったとしても、プランニングを立てていればスムーズに依頼に切り替えることもできます。

まずはホームページ制作の事前準備をするところからスタートしてみて下さいね。

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