「バストアップサプリ」に「副作用」はありますか?

サプリメントは医薬品に比べて安全なイメージがあるかもしれませんが、副作用や薬と飲み合わせが必要なこともあります。

今回はバストアップサプリの安全性について解説します。

サプリメントの成分は女性ホルモンに影響!?

バストアップサプリメントは、「プエラリア・ミリフィカ」や「ブラックコホシュ」などの植物成分が使用されています。これらの植物成分は女性ホルモンと同様の働きをするために「豊胸の効果を期待できる」「アンチエイジングに期待できる」などと宣伝されていることが多いようです。

しかし「プエラリア・ミリフィカ」は強い女性ホルモン作用があるため、女性ホルモンのバランスが崩れて副作用を起こすことが知られています。

バストアップサプリメント…考えられる副作用は?

「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類の女性ホルモンのバランスが良いと、安定した月経周期を送ることができます。

しかし、バストアップサプリメントの「エストロゲン」の作用によって、女性ホルモンのバランスが崩れ、生理不順や不正出血など月経に関する副作用が起きます。

その他にも、腹痛や下痢、嘔吐などの消化器症状や発疹や蕁麻疹などの皮膚症状を起こすことが知られています。

バストアップサプリメント…薬との飲み合わせにも注意

動物実験では「ブラックコホシュ」が肝臓の代謝酵素に影響を与えることが示唆されています。

マウスの実験では雄雌の両方で「CYP2B」「CYP3A」と呼ばれる代謝酵素が活性化されたと報告されており、人間でも同様に肝臓の代謝酵素が活性化される可能性があります。そのため、バストアップサプリメントを使っていると医薬品の効果が弱くなってしまいます。

持病などで医薬品を使用している場合には、バストアップサプリは使わないほうがいいでしょう。

厚生労働省や日本医師会も注意喚起

バストアップサプリメントの使用による健康被害が増大しているため、厚生労働省や日本医師会は注意喚起を行っています。2012年から2017年の5年間で209件の健康被害が報告されています。また、世界でも人間での安全性に関する十分なデータが存在しないため、ヨーロッパ諸国や日本のお隣の韓国などではサプリメントとして販売禁止になっています。

確実性と安全性を備えた「成長再生豊胸」

バストアップを安全に、そして確実にしたいと考えた時に「成長再生豊胸」が選択肢に上がります。

「成長再生豊胸」は、成長因子を乳房の脂肪組織に注入して、自己再生能力を活性化させて豊胸する手術です。注射で成長因子を注入する施術であるため体への負担も少なく、成長因子も自分の体内に存在する物質であるため安全性も高いと言えるのです。

まとめ

・バストアップサプリメントは生理不順などの副作用の可能性も

・ほかの薬との組み合わせにも注意が必要

・厚生労働省や日本医師会も注意喚起。諸外国では禁止しているケースも

・安全な豊胸なら「成長再生豊胸」の選択肢に

南クリニック 院長:南晴洋
南クリニック 院長:南晴洋

南クリニック 院長:南晴洋

京都第二赤十字病院形成外科勤務、大手美容外科院長を経て1997年 南クリニック開業。創業以来、豊胸に力を入れている。注射で豊胸を行う「成長再生豊胸」を海外の学会でも発表。


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