REC Solar Japan株式会社が多雪地域向け補強架台を ニイガタ製販株式会社と共同開発

最大積雪量2.6mまで対応可能

REC Solar Japan株式会社(所在地:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階 WORK STYLING内)は、多雪地域の経験とノウハウを持つニイガタ製販株式会社様(以下ニイガタ製販)の協力の下、雪国向けの補強架台を製品化しました。
RECのソーラーパネルは元々雪に強く、業界平均1.8mに対し2.3m積雪量に対応することができます。この補強架台を使用することにより、最大積雪量2.6mまでの北海道・東北・北陸などの多雪地域での太陽光パネル設置が可能になりました。

設置イメージ
設置イメージ全体像

この架台は、RECのソーラーパネル「Alpha Pure-R」に対応しています。
「Alpha Pure-R」の製品概要は下記となります。

出力        :400-430W
パネル変換効率   :20.7%-22.3%
最大積雪荷重・風荷重:+7000Pa/-4000Pa
寸法(横×縦×奥行) :1730×1118×30mm
重量        :21.5kg

特長

・最大積雪2.3mまでの高耐久仕様
・塩害地仕様(塩水噴霧試験 シビアリティ6)
・透明性のあるサプライチェーンに配慮したパネルの製造
・オールブラック仕様
・鉛フリー(リサイクルが容易)
・シンガポール製

Alpha Pure-R画像

RECのソーラーパネルは、たわみを抑制するためのサポートバーが裏面に設けられています。この補強架台を使用することで、積雪荷重を分散させることができ、雪の重さによるたわみを緩和させ、パネル本来の性能を最大限に活かすことができます。

詳細説明図

従来、雪国向けの太陽光パネル設置には、パネルと架台の設置のガイドラインが統一されていないという問題がありました。ほぼすべての太陽光パネルメーカーの設置マニュアルにおいては、最大荷重を実現できる方法として、非常に高価なラック工法(縦桟工法)(下表参照)を取っています。今回ニイガタ製販と共同開発した架台は、ハゼ式折板屋根で一般的な直付け工法(下表参照)とラック工法の間の製品で、架台コストを極力おさえつつ、荷重スペックを最大化できる製品です(下表参照)。

架台タイプごとの特徴比較

*1 500mmピッチのハゼ式折板屋根に設置した場合の積雪耐性

REC グループについて

RECグループは、1996年にノルウェーで設立され、クリーンで競争力のある太陽光発電モジュールを提供している国際的な企業です。RECは太陽光発電で世界的に認知され、信頼されている企業であり、これまで数々の特許取得済みのモジュールを生産してきました。RECの製品は、最先端のインダストリー4.0のラインで製造されており、高効率で高品質の特徴を持っています。また、1996年に設立されて以来、一貫して低いカーボンフットプリントの実現を追求してきました。現在ノルウェーに本社、シンガポールに事業本部があり、さらに北米、ヨーロッパおよびアジア・パシフィックにも販売拠点があります。親会社は年間約1050億ドル(14.4兆円)の売り上げがあり、グローバルフォーチュン500の企業であるReliance industries limitedです。

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