シール・ラベル業界向けレタープレス専用CTPシステム DLIシリーズ(DLI 1712 / 2120 / 2420)の販売開始

～CDIのイメージング品質・精度はそのままに、低価格を実現～

2017-06-30 11:30

エスコグラフィックス株式会社(本社：東京都江東区、代表取締役：南文輝)は、シール・ラベル業界向けレタープレス専用CTPシステム、「DLI(デジタル・レタープレス・イメージャー)シリーズ」の販売を開始します。

今回発売するDLIシリーズは、すでに多くの導入実績を持つ当社CTP製品であるCDI(サイレルデジタルイメージャー)を、レタープレス専用に機能を集約させることで、本来のイメージング品質・精度をそのままに、よりお求めやすい価格を実現したモデルとなります。

DLIシリーズのラインナップは、最もコンパクトなA3サイズの「DLI 1712」、中間サイズの「DLI 2120」、A2サイズをカバーする「DLI 2420」の3モデルを用意。既存のCDIシリーズと同様、ユーザー様に印刷機サイズや設置場所に応じて最適モデルをお選びいただけます。

当社は長年、積極的な製品開発のもと、レタープレス方式を主流とする国内シール・ラベル業界向けにCTPの普及に取り組んでまいりましたが、今回新たに、高品質・低価格を実現した「DLIシリーズ」を製品群に加えたことで、これまで以上により多くのご要望にお応えできると確信しています。

当社は本製品を、昨年10月に開催された東京国際包装展『TOKYOPACK 2016』にて参考出品しておりましたが、今回の発売開始の正式発表とともに、2017年7月6日～7日に東京国際フォーラムで開催される『ラベルフォーラムジャパン 2017』に改めて出展いたします。当社ブース(H-1)では、DLIの実機や印刷サンプルの展示はもちろん、シール・ラベル向け最新パッケージソフトや関連製品のご紹介など、当社製品の最前線を体感していただきたいと思います。さらに同展示会コンファレンスでは、「ラベル製版のシンプル化　～新しいCTPシステムとソフトウェアワークフロー」(7月7日14:30～15:00)と題し、ラベル製版に対する当社最新の取り組みを報告いたします。

DLIシリーズの特長

●高精度・高解像度イメージング

上位機種であるCDIと同じ、高出力な「ファイバーレーザー」光源を使用。ヌケの良いクリアな描画により、良好な版の仕上がりを実現します。高解像度4,000dpiでのイメージングにより、詳細な画線の再現が可能です。

●専用ソフトウェアRIP

製版に特化したシンプルで使いやすいソフトウェアRIP、「Imaging Engine」を標準装備。

Adobe(R) PDF Print Engine 4を採用し、透明効果やオーバープリントを使用したデザインデータも正確かつ高速に処理することが可能です。Circular、Round、Eliptical、Squareの標準スクリーンを搭載しており、有償オプションとしてSamba Flex(ハイブリッドスクリーン)やMonet(FMスクリーン)を搭載可能です。

●優れたソフトウェアとの連携

無償のIllustratorプラグイン「Esko Data Exchange」により、プリプレスでの網種・網角・線数指定に対応します。さらに、分色・トラッピング・殖版など、プリプレス作業を効率化するIllustratorプラグイン「DeskPack」や「シール・ラベル向け自動面付けソリューション」など、エスコグラフィックスの各種ソフトウェア製品と連携することで、効率の良いワークフローを構築できます。

●将来の拡張性

DLIは有償アップグレードにより、フレキソ版やドライフィルムへの出力に対応可能。

また、Imaging Engineは上位バージョンにアップグレードすることで、他のデバイスにも1bit TIFF / 8bit TIFFの出力が可能なセンターRIPにすることできます。

●製品仕様