叡山電鉄と京都芸術大学は包括連携協定を締結 4月1日(土)から駅名を「茶山・京都芸術大学」に変更します
叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:豊田秀明)は、2023年3月17日、京都芸術大学(本部:京都市左京区、学長:吉川左紀子)と包括連携協定を締結しました。今後、まちづくり、教育・研究・文化力向上のために連携協力し、知的・物質資源の相互活用、情報交換の場の構築を通じて、地域の抱える課題解決、地域の活性化ならびに発展、人材の育成を目指します。
また、『プラットホームギャラリー』として茶山・京都芸術大学駅(現・茶山駅 ※4/1より変更)にアーティスト作品の展示をスタートし、秋には開業時(1925年)から使用してきた駅施設のバリアフリー対応とともにリニューアルいたします。
アーティスト作品の展示イメージ
現在の駅
リニューアルイメージ
『プラットホームギャラリープロジェクト』
叡山電鉄の沿線地域を舞台に京都芸術大学のクリエイターとの協働によって、沿線地域の魅力向上・活性化を目指します。文化や芸術を通じて、人が集い、学びを得られるようなプラットホームを構築します。
2023年度出展作家
◇ヤノベケンジ(京都芸術大学 美術工芸学科 教授)《SHIP’SCAT(Tower)》
古来より船旅に同伴して世界中を旅した、船乗り猫をモチーフにした旅の守り神《SHIP’S CAT》シリーズの一環として、京都に集う若者の出会いや交流を見守るモニュメントである。
京都は古くから今まで、多くの若者や学生が集い、学び、そして世界に旅出する文化的拠点である。旅する猫の物語と創造の拠点となる大学最寄りの駅に相応しい作品となるだろう。
◇白石廉(京都芸術大学 美術工芸学科 総合造形コース3年生)
福田直樹(京都芸術大学 美術工芸学科 総合造形コース卒業 現 京都芸術大学ウルトラファクトリーテクニカルスタッフ)
共同作品 《星の子》
造形された街灯の塔体の中で発光し踊る人形。希望の光の物語を内包するモニュメント。
コンセプトと動作プログラミングを白石廉が担当。
造形担当は福田直樹。
■京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,926名(芸術学部 正科生、2022年5月現在)
叡山電鉄
京都市の北東部「洛北」に2つの路線を持つ鉄道会社です。京都御所や下鴨神社に近い出町柳駅を起点に北上。途中の宝ケ池駅で二手に分かれ、東は八瀬比叡山口駅へ、西は貴船口駅や鞍馬駅に続いています。沿線には、貴船神社や鞍馬寺など歴史ある社寺があるほか、初夏の新緑、川床で味わえる料理、秋の紅葉など四季折々の自然が楽しめます。代表的な列車として、沿線の移り変わる景色を満喫していただける展望列車「きらら」、「楕円」のモチーフが印象的な観光列車「ひえい」があります。
https://eizandensha.co.jp/