世界初※ Leuze社が開発した万能フォークセンサ ラベリング装置に革新をもたらすGSX14Eをイリスが販売開始
産業機器輸入商社の株式会社イリス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フランク・オーバンドルフ)は、ドイツLeuze electronic社(ロイツェ社)の新型フォークセンサGSX14Eの販売を開始いたします。
※メーカー発表
包装ラベルのデザインは、製品の魅力を最大限消費者に伝えるため日々改良されています。その過程で、ラベルに用いられる素材は多様化の一途を辿っています。
ラベリング装置は大量に生産される製品に高速でラベルを貼りつけることができますが、日々供給される新しく多様なラベルに応じて、都度最適化されなければなりません。これには膨大な労力と、多様なセンサ部品が必要となります。
例えば、光学センサは高速で検出ができ、比較的安価という長所がありますが、透明素材に対して安定性を欠きます。光原理を用いているため、時には色の違いによって異なる検出結果を招く可能性もあります。
これに対し、超音波センサは透明、不透明、色に限らず安定してラベルを検出することができますが、BOPP(二軸延伸ポリプロピレン)のような中空素材には対応できません。
そのため、装置に万能性を持たせるためには複数のセンサを取り付けるか、都度付替える必要があり、設置、配線、設定変更等の手間や、部品台数分のスペースを確保する必要があります。部品数が増えることで操作方法が複雑化すると、ユーザーにとっても負担となります。
このような課題の解決策としてロイツェ社は万能フォークセンサGSX14Eを開発しました。
GSX14Eは1台で、多色、透明、光沢、BOPPを含むあらゆるタイプのラベルに対応します。
本センサは世界で初めて、光学と超音波の2つの原理を1台のハウジングに搭載したセンサで、対象の素材に応じたシンプルなティーチングで自動最適化されます。
ティーチングはセンサ本体のボタン操作もできますが、IO-LINKを経由して外部信号で行うこともできます。
予め幾つかのパターンを記録しておけば、機械ユーザーは従来のプロセスよりはるかに単純な操作で新素材のラベルを導入することが可能になります。
また、IO-LINKは次世代スマートファクトリーの基幹となる技術の一つとして徐々に普及しています。IO-LINKを使用することで、IOセンサのデータをPLCとデータを相互にやり取りすることから、汚染やエラー等の情報を取得して予防保全につなげ、データをフィールドバスを経由して他の機器に反映するなど、様々な活用が可能となります。
メカニカルな側面でも、複数のセンサを取り付ける必要がなくなるため、省スペース、省配線が可能となり、設置時間を短縮し、全体的なコスト削減が期待できます。
ロイツェ社製品概要
名称 : GSX14E
対応アプリケーション: ラベリング装置のラベル検出
対応インターフェース: IO-LINK
販売価格 : お問い合わせください。
製品案内 : http://www.illies.de/edp/pdf/LeuzeGSX14EJPFinal.pdf
会社概要
商号 : 株式会社イリス
代表者 : フランク・オーバンドルフ
所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル
創業 : 1859年(安政6年)
事業内容: 産業機器・技術輸出入・販売
URL : http://www.irisu.jp
本製品に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社イリス MPIテクノロジー部
E-mail: japan-mpit@illies.de
TEL : 03-3443-4143