淀川と京街道の魅力再発見クルーズ「淀川浪漫紀行」を2023年度も運航します

2025年の大阪・関西万博を見据えた天満橋・八軒家浜と枚方を結ぶ定期観光船「淀川浪漫紀行」。 知識豊富な語り部とともに、毛馬閘門や淀川大堰などの治水施設、京街道の宿場街を 船から眺める歴史探訪クルーズを、2023年5月12日(金)より運航します。

 枚方市(市長:伏見隆)と京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)は、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所と連携し、淀川舟運の活性化を推進し、まちの魅力を高めることで、来訪・交流を促進する取り組みを進めています。その一環として、京阪グループの観光船事業者である大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:奥村茂之)では、5月12日(金)~11月25日(土)のうち計14日間、天満橋・八軒家浜船着場と枚方船着場を約2時間30分で結ぶ「淀川浪漫紀行」を運航します。
この「淀川浪漫紀行」は、2017年9月から往時の淀川舟運を体験できる定期観光船として運航してきました。また、手作り市「枚方宿くらわんか五六市」(開催場所:枚方市岡本町・三矢町・堤町)や、市立枚方宿鍵屋資料館と連携し、舟運と街の魅力を同時に訴求する取り組みも行ってまいりました。
 淀川では、2025年大阪・関西万博の開催に向けて、淀川大堰閘門の整備が行われ、京都から夢洲までの水上アクセスの活用が注目されています。そうした中で、淀川や沿川地域がもつ価値を発信し、乗船者がその魅力を再発見することで、来る大阪・関西万博開催時の舟運の更なる活性化に寄与する目的で、本事業を展開していきます。
船内では、知識豊富な淀川の語り部 柗永正光氏が、淀川の何気ない景色にある歴史と浪漫を案内します。そのほか、竹の皮に包まれた特製のお弁当や市立枚方宿鍵屋資料館の入館券もセットになっており、枚方宿の歴史に触れていただくことができます。往時の淀川舟運に想いを馳せる「淀川浪漫紀行」をぜひご利用ください。

クルーズの詳細は、別紙の通りです。

枚方船着場付近の様子
毛馬閘門を通過する様子

▲「淀川浪漫紀行」運航の様子

(別紙)
【名  称】 淀川浪漫紀行

【運 航 日】 2023年5月12日(金)、13日(土)、26日(金)、27日(土)、
          6月2日(金)、3日(土)
       11月9日(木)、10日(金)、11日(土)、17日(金)、18日(土)、
          23日(木・祝)、24日(金)、25日(土)

【内  容】
八軒家浜船着場から枚方船着場へ向かう「上りの旅コース」と、枚方船着場から八軒家浜船着場へ向かう「下りの旅コース」の2つのコースがあります。

(1)上りの旅コース(天神橋「丸万寿司」特製 上りの旅弁当付き)
9時30分  八軒家浜船着場発
12時00分頃 枚方船着場着
参加費:6,000円
(乗船料・弁当代・お茶代・
鍵屋資料館入館料・消費税込み)

▲天神橋「丸万寿司」特製上りの旅弁当(イメージ)

(2)下りの旅コース(枚方「割烹 藤」特製 下りの旅弁当付き)
13時00分  枚方船着場発
15時30分頃 八軒家浜船着場着
参加費:6,000円
(乗船料・弁当代・お茶代・
鍵屋資料館入館料・消費税込み)

▲枚方「割烹 藤」特製下りの旅弁当(イメージ)

※上り便・下り便ともに、「枚方くらわんか酒」(1杯400円)などを数量限定で販売

【使用船舶】 アクアライナー

普段は大阪城や中之島周辺を周遊する観光船として運航している、水都大阪の定番クルーズ船。
天井部と側面部分がガラス張りになっており、船内から淀川の景色をゆっくりとご覧いただくことができます。

【特  典】 

①「淀川の語り部」による淀川流域案内(淀川ウォッチングマップ全員配付)
【淀川の語り部 柗永正光氏プロフィール】
大阪府高槻市生まれ。幼少期の遊び場所は「淀川」。
淀川河川事務所や淀川資料館にも勤務し、防災や歴史、観光など幅広い分野で淀川に携わっています。

②パナマ運河方式の毛馬閘門通過体験
淀川と大川の水位差を調整する水門「毛馬閘門」。
パナマ運河と同じ方式を用いた船のエレベーターのような施設で、ほかにも「毛馬排水機場」や「淀川大堰」「毛馬水門」とあわせて毛馬施設と言い、大阪の治水事業にとって重要な役割を果たしています。

③市立枚方宿鍵屋資料館の自由見学
枚方宿の歴史を紹介する展示施設。
江戸時代には三十石船の「船待ちの宿」として繁盛し、大正・昭和期には枚方きっての高級料理旅館であった「鍵屋」の建物を利用しています。
上りの旅コースにご乗船の方は船を下りた後に、下りの旅コースにご乗船の方は船に乗る前に、自由に見学できます。

④淀川資料館の自由見学(無料)
淀川の歴史や環境、生き物、暮らしなどを伝える資料館です。枚方船着場から徒歩約15分の所にあり、乗船前後に自由に見学していただけます。

【主催】 大阪水上バス株式会社
【共催】 枚方文化観光協会
【後援】 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所、大阪府、枚方市、
淀川舟運整備推進協議会、北大阪商工会議所
【協力】 丸万寿司、割烹 藤
【申込方法】 WEB予約(大阪水上バス 公式WEBサイト)
        https://suijo-bus.osaka/cruiselist/detail.php?seq=251
   ※WEB特別価格での販売がございます。
電話予約(大阪水上バス 予約センター)
06(6942)5511 受付時間:10時から16時まで

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