駅弁を食べるときに女性が困ること、1位は「ふたの置き場」 日本食糧新聞社たべぷろ、 女性目線の駅弁企画「たべ鉄女子」スタート! 法政大学大学院地域創造システム研究所の 鈴木里加子・特任研究員が監修

株式会社日本食糧新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役会長CEO:今野 正義)が運営する女性向け食べ方情報サイト「たべぷろ」では、“駅弁のおいしい食べ方”に着目し、女子ならではの目線で駅弁を紹介する新企画「たべ鉄女子」をスタートします。
数々の食品開発やレシピ本の企画にも携わる鈴木里加子氏(法政大学大学院地域創造システム研究所 特任研究員)監修のもと、全国各地の女性駅弁ライターによる女性ターゲットの駅弁紹介や、販売元にインタビューを行い「もっとおいしくたべるコツ」をご提案します。

駅弁グラフ

全国の女性100人を対象にアンケート調査を実施

待ちに待った駅弁タイム!「いただきま~す!」でも、ふたは…?
“駅弁のおいしい食べ方”をご紹介するにあたり、「女性が駅弁を食べるときに、ちょっぴり困ること」について全国の女性100人を対象にアンケート調査をおこないました。

たべぷろ編集部調べ

調査地域 :全国
調査対象 :20-40代の女性
調査期間 :2017年10月17日~10月31日
有効回答数:100サンプル

結果、最も多くの賛同が寄せられたのが「ふたの置き場」でした。次いで「ふたを開けた時のにおい」、以下「お手ふきが小さい」「はしが妙に短い」「しょうゆやソースがかけにくい」「指でつまむ食べ物がある」の順となりました。

「ふたの置き場」を選んだ人の意見

・弁当箱のサイズが大きいものを買うと、新幹線などの車内でフタを開けたときに、どこへ置いたらよいのか毎度あたふたしてしまうので。(40代/女性/個人事業主)
・テーブルがあればいいのですが、狭い座席のみとなると、ふたの置き場に困ります。駅弁は当然膝に置いて食べるとして、ふたを床に置いてしまうと、もし食べ残した時に、一度床に置いたふたをするのは抵抗があります。(40代/女性/専業主婦)
・裏に食べ物が付いてたりするので、その辺に置きづらくいつも邪魔になる。(40代/女性/パート・アルバイト)
・狭い空間で食べるので、ふたが取り外しがきくものであれば、それはそれで置き場所に困るし、ふたが取れないものだと、食べてる間中、パタパタして邪魔なので。(40代/女性/専業主婦)

「ふたを開けた時のにおい」が気になるという人の意見

・駅弁を食べるのは、新幹線や電車の密室空間です。特に煮物が多くて匂いは結構強め。自分がいつも人の匂いが気になることでもあるので。(40代/女性/無職)
・個室で食べることがほとんどない。周りに他の乗客がいる場所がほとんど。逆に自分が新幹線などを利用中に、他の乗客が食べる駅弁のにおいで気分が悪くなったことがあるので、気にしてしまう。(30代/女性/パート・アルバイト)
・おにぎりでも結構においがするため、お弁当だとさらに周りを不快にさせる可能性があると思います。(20代/女性/学生)
・どうしても、匂いの気にならないものを選んでしまうので、本当に食べたいものを食べられない。(20代/女性/専業主婦)
・風景を見ながら食べることを楽しみにしていたはずが、隣や近い席の人に匂いで迷惑にならないか気になりはじめるとせっかくの駅弁を食べず持ち帰ることがある。(40代/女性/専業主婦)

「お手ふきが小さい」を選んだ人の意見

・子供がいるのでついているおしぼりでは小さくて使えない。普通のがほしい(30代/女性/正社員)
・おかずと一緒にソースや醤油がついていることが多いのですが、たいてい手がよごれてしまいます。そんなときにお手拭きが大変コンパクトなサイズのため広げても手のひらを綺麗に拭き取れずにべたべたしたまま食べていることが何度かありました。(40代/女性/パート・アルバイト)
・小さくてもお手拭きが付いていることはとても有難いのだけれど、小さな子供と一緒に食べる場合がほとんどなので、付いているお手拭きだけではどうしても足りないので。個人的にはもう少しサイズの大きいものか、厚手のもの、欲を言えば2枚付いていたらいいなーと思うことがあるので。(30代/女性/専業主婦)

「はしが妙に短い」を選んだ人の意見

・はし、短いですね。もともと食べるのが上手ではないので、ちょっと困ります。(30代/女性/無職)
・短い事は確かに面倒なのだが、高確率でその箸が折れる事があるのが面倒だ(40代/女性/専業主婦)
・駅弁に箸が備えつきの事が多いですが、地味に箸が短く困ります。物によっては耐久性もいまいちで、冷たいご飯に箸を入れた際に折れてしまう事があります。(20代/女性/正社員)

「しょうゆやソースがかけにくい」を選んだ人の意見

・飛び散るときがあるので電車や新幹線の中だと振動があるしとてもやりにくいです。(30代/女性/無職)
・しょうゆやソースが手や服についてしまったときに、狭い席で拭くのが大変だから。(20代/女性/正社員)
・駅弁に限らず、弁当についている、ソース、醤油類は油がついていて開けにくいので、結局使わない。(40代/女性/パート・アルバイト)

「指でつまむ食べ物がある」を選んだ人の意見

・物産展などで自宅に持ち帰って、おみやげとして頂くならば気になりませんが、外出先で食べる場合、すぐに手を洗いにいけないこともあるのでつまんで食べるものがあると気になります。ピックにさしてあったり、持つところがあると助かります。(40代/女性/専業主婦)
・枝付きのさくらんぼや小さなくし付きぎんなんなど、外出先で食べるものなので衛生的にちょっと気になりますね…(40代/女性/パート・アルバイト)
・特に尾頭付きの海老やデザートの果物に困る事が良くあります。手で皮をむいて食べた後、手をお手ふきで拭いてもベタベタ感が残ってしまい、結局お手洗いまで行って手を洗わないといけません…。その為、出来るだけ電車内で食べやすい駅弁を選ぶようにしています。(30代/女性/専業主婦)

皆さんの率直なご意見を伺ってみたところ、このように女性が電車内で駅弁を食べる場合は“問題山積”である実態が明らかになりました。「たべ鉄女子」では、駅弁についての鋭い“調査”を続行してまいります。

駅弁屋 祭

雪だるまや鉄道車両などユニークな容器も(東京駅の「駅弁屋 祭」)

政宗公御膳

ふたの裏にも情報が盛りだくさんな駅弁「政宗公御膳」

たべ鉄女子ついて

女子ならではの視点で駅弁をとらえ、地域活性化も見据えたオリジナリティあふれる記事の掲載、将来的には“女子による女子のための駅弁開発”にも取り組んでいきます。

たべ鉄女子監修:鈴木里加子

鈴木里加子

法政大学大学院政策創造研究科修了号取得後、法政大学大学院地域創造システム研究所所属。食の地域ブランド開発を主に手がける。
又、民間企業のコンサルティング業務も行う。主に、飲食店の業態開発から販促・プロモーション業務。出版社と共同企画にも取り組む。レシピ本の企画やイベントまで食分野に幅広く携わる。近年はマンガ・アニメを起用した地域コンテンツと地域食をコラボレーションした企画に邁進。
日本鉄道構内営業中央会と共同で駅弁開発にも従事している。

たべ鉄女子ライター募集について

全国各地の“駅弁のおいしい食べ方”を一緒に発信してくださる女性を募集します!応募方法など詳細は、たべぷろサイトからお問い合わせ下さい。
URL: https://tabepro.jp/contact

たべぷろについて

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食の専門媒体から、新しい食べ方提案などの情報を発信しています。日本各地にいる編集部員からは特産品の食べ方などをお届けしています。

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日本食糧新聞社は食品業界の専門紙として新聞3紙、月刊誌、書籍、電子版などの媒体のほか、展示会やセミナー、料理教室などの事業を行っています。全国9カ所の支社・支局のネットワークでさまざまなジャンルの食品業界の動向やトレンド、商品情報をカバーしています。

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