「Oracle ZFS Storage ZS3」シリーズの仮想化とクラウド機能の強化を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、 以下 日本オラクル)は本日、オラクルの統合ストレージ製品「Oracle ZFS Storage ZS3 」シリーズの仮想化およびクラウド機能を強化したことを発表しました。機能強化により、大規模な仮想デスクトップ環境や、プライベートおよびパブリック・クラウドに適したストレージ基盤を提供します。
「Oracle ZFS Storage ZS3 」シリーズに搭載されるオペレーティング・システム(OS)最新版「Oracle ZFS Storage OS 8.2」により、仮想マシン(VM)の配備と監視を簡略化・迅速化でき、VMが一斉に起動されるブート・ストーム *1が解消されます。例えば、中規模コンピューティング環境向けとして位置づけている「Oracle ZFS Storage ZS3-2」は、16,000以上のVMを7分以内に同時起動 *2できます。また、「Oracle ZFS Storage OS 8.2」のクラウド機能の拡張により、「OpenStack Cinder *3」対応のドライバーが追加され、REST対応APIも提供されました。
*1:仮想デスクトップ環境において、例えば始業時に多数のユーザーが仮想マシンを一斉に起動し、サーバーおよびストレージのデータ読み取りが集中する状態
*2:オラクル調べ
*3:OpenStackのプロジェクト名で、データをブロック単位で転送する仕組みを管理
「Oracle ZFS Storage OS 8.2」を搭載した「Oracle ZFS Storage ZS3」シリーズは、仮想サーバー環境や、企業のデータセンターのクラウド化、クラウド事業者のストレージ・サービスの構築に適しており、高性能・高コスト効率な共有ストレージ基盤を提供します。
今回の機能強化により「Oracle ZFS Storage ZS3」シリーズは、「Oracle Solaris 11.2」、「Oracle Linux」、「Oracle VM」など「OpenStack」をサポートするオラクルのソフトウェアとハードウェアの製品群のひとつとして追加されます。
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
- OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。