肌のハリや弾力の維持に関わるメッシュコラーゲン(*1)を強化  独自成分「ナノレスベラトロールEX」を新開発

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、肌の表皮と真皮の間にある基底膜に存在し、肌のハリや弾力の維持に関わる「メッシュコラーゲン」の構造を密にして強化するとともに、その分解を抑制する独自成分「ナノレスベラトロールEX」を新たに開発しました。本成分の開発にあたって以下の研究成果が得られました。

◆詳細はWebページをご覧下さい。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1303.html?link=atp

研究成果

1、 肌の基底膜に存在するタンパク質「ECM1」(*2)が、肌のハリや弾力の維持に関わるメッシュコラーゲンの構造を密にし、強化することを確認しました。
2、 ECM1が、メッシュコラーゲンの分解を抑制することを確認しました。
3、 ECM1を増加させる成分を探索した結果、ポリフェノールの一種である「レスベラトロール誘導体(別名:プテロスチルベン)」(*3)にその作用を見出しました。
さらに、レスベラトロール誘導体とその浸透を促進するオイル「イソノナン酸イソトリデシル」を、当社独自技術でナノ乳化して浸透性を向上させた「ナノレスベラトロールEX」を新たに開発しました。本成分によって、ECM1が増加し、メッシュコラーゲンの構造強化と分解抑制が促されることで、肌のハリや弾力の改善が期待できます。

当社は、今後発売するエイジングケア領域の機能性化粧品にナノレスベラトロールEXを配合する予定です。

*1 メッシュ状の構造を形成するIV型コラーゲン。IV型コラーゲンは、真皮を構成するI型コラーゲンと異なり、表皮と真皮の間にある基底膜を構成する特殊なコラーゲンの1つ。
*2 「Extracellular matrix protein 1」の略。メッシュコラーゲンと共に基底膜に存在するタンパク質。
*3 プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス。

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