静岡銀行におけるデータ利活用の高度化に向けた取り組みについて

データ利活用がもたらす価値の最大化を図り、地域課題の解決力を強化

 株式会社静岡銀行、株式会社りそな銀行、株式会社ブレインパッドは本日、静岡銀行における「データ利活用の高度化」に向けた業務委託基本契約書に基づく「個別契約書」を締結しました。
 
●取り組みの概要    
 静岡銀行では、グループで取り組む第1次中期経営計画「Xover~新時代を拓く」の本戦略「トランスフォーメーション戦略」において、デジタル技術やデータの利活用を通じて、グループ一体での高付加価値営業の実践、経営・営業管理の高度化、迅速化に取り組んでいます。
 また、ブレインパッドとりそなホールディングスは、2022年2月の資本業務提携契約の締結を皮切りに、「データを起点とした新たなサービスの開発」「地域金融機関などへのデータ活用サービスの提供」に取り組んでいます。
 こうしたなか静岡銀行では、2023年11月からブレインパッドおよびりそな銀行をはじめとするりそなグループの共同支援を受けて、NISA口座開設ニーズの予測や各種サービスの利用状況の可視化など試験的にデータ利活用に取り組んできました。その結果、営業推進施策やデータサイエンス関連の人財育成等の分野で一定の成果が認められたことから、データ利活用における伴走支援業務に関する契約を両社と締結するとともに、本年4月に実施した本部組織の一部改定により「データサイエンス統括室」を新設し、データ利活用の取り組みの更なる加速を目指します。

3社取り組みの展開イメージ

データ利活用で目指す姿

 
●今後の展開について    
 ブレインパッドならびにりそなグループでは、共同で開発・蓄積してきた金融機関向けのデータ利活用のノウハウを活かし、静岡銀行に提供するデータ利活用サービスの価値を最大化させることをめざします。
 また、静岡銀行では、本取り組みをしずおかフィナンシャルグループ全体に拡大させていくことで、地域経済の活性化および地域の持続的な発展につなげていきます。

(1) 分析テーマの拡大
● AIを用いた顧客ニーズ予測の精緻化や業務プロセス変革など、高度な分析テーマにも取り組みながら、スキル向上やナレッジの蓄積を進めます。その際、ブレインパッド、りそなグループのデータサイエンティストが、静岡銀行の専門人財とともに各施策を推進することで、ビジネス効果の早期獲得と人財育成につなげます。

(2) データ利活用の取り組みを展開するための組織変革・人財育成    
● 上記の取り組みの効果をさらに拡大させることを目的に、静岡銀行の本部行員を中心に「ビジネス×アナリティクス」のベーシックスキルを有する専門人材を育成・配置することを目指します。    
● 今後は、静岡銀行全体のデータリテラシー向上をめざし、研修受講対象部門を拡大します。まずは、データ利活用ニーズの高い営業関連部門を対象に研修を実施し、さらに内容をアップデートしながら対象部門を拡大します。        

●株式会社静岡銀行 https://www.shizuokabank.co.jp/index.html
本店所在地:静岡県静岡市葵区呉服町1丁目10番地
設立:1943年3月1日
代表者:代表取締役頭取 八木 稔
 
●株式会社りそな銀行 https://www.resonabank.co.jp/index.html
本社所在地:大阪府大阪市中央区備後町2-2-1
設立:1918年(大正7年)5月15日
代表者:代表取締役社長 岩永 省一
 
●株式会社ブレインパッド https://www.brainpad.co.jp/
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏

●製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
お問い合わせフォーム:https://go.pardot.com/l/391552/2017-08-18/6gqfjs

*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
 
以上

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