小売コーヒーの売上げは、17%増加し70億米ドルへ

株式会社グローバル インフォメーションは、パッケージドファクツが発行した報告書「Coffee and Ready-to-Drink Coffee in the U.S., 7th Edition (米国のコーヒーおよびRTDコーヒー市場:第7版)」の販売を開始しました。

当報告書によれば、米国におけるコーヒーの小売売上げは、2011年に73億米ドルに達し、2010年にくらべて、およそ17%の増加となっています。

コーヒーは成熟市場であるため売上げの増加は、消費者がより高価格のコーヒー製品を購入していることによってもたらされています。

高価格化の背景となっている主な要因には、全流通網における未焙煎(生)コーヒー豆の価格の高騰、コーヒーのプレミアム化傾向、スペシャリティコーヒー飲料を求める米国の消費者嗜好の拡大、そして一杯ずつ抽出するシングルサーブ・コーヒー・フォーマットの驚異的な成長などが挙げられます。

Food Instituteによれば、2011年の最初の9ヶ月間で、コーヒーの卸売価格は、18%上昇しています。その一方で、小売業者が、卸売価格の値上がりを部分的にしか小売価格に転嫁しなかったために、小売価格は13.5%の上昇に留まりました。

レギュラー(カフェインを含む)挽豆コーヒーは、最大の小売コーヒー部門で、大量市場で流通するコーヒー売上げのなかで、およそ60%のシェアを占めています。

シングルカップ・コーヒー・フォーマットは、5年前には追跡する価値もないほどの部門でしたが、今では小売コーヒー売上げのなかで7.5%のシェアを占め、レギュラーインスタントコーヒーのシェアを奪い、急増しています。

シングルサーブ・カプセルは、一個が通常65セントから1ドルするため、同じブランドのコーヒーを普通に入れるよりもかなり高額ですが、それでもコーヒー店でコーヒーを一杯購入するよりは安く済みます。

市場調査レポート: 米国のコーヒーおよびRTDコーヒー市場:第7版
Coffee and Ready-to-Drink Coffee in the U.S., 7th Edition
http://www.gii.co.jp/report/pf225432-coffee-ready-drink-coffee-us-7th-edition.html
出版日 2011年12月
発行: Packaged Facts

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