独・アイウェアブランドMYKITA(マイキータ)が新社屋を発表

2014-10-08 18:30

国内外のファッションを中心としたPRを手掛けるA.KA Tokyoが、独・ベルリンを拠点としたアイウェアブランドMYKITA(マイキータ)の本社移転のご案内をいたします。

MYKITAは驚く程軽く、そしてフレキシブルなテンプルに定評があり、これまでヒンジ(ジョイント部分)にネジを1本も使用しない独自のスクリューレスヒンジシステムや、3Dプリンターを使用しポリアミドからフレームを形成するその製法など、数々の特許を取得している、まさに”美とテクノロジーの融合”を実現したブランドです。

ベルリンに拠点があり、デザインからマーケティング、工房など全ての部署が1つ屋根の下で行われており、その本社は"MYKITA HAUS"と呼ばれていました。

そのMYKITAが、今年8月に同じベルリン市内のクロイツベルク・リッターシュトラーセ9に移転し、新社屋を発表しました。

リッターシュトラーセの周辺区域は、かつて輸出品の輸送拠点となる最も重要なエリアの1つであり、はじめに芸術家や貿易商が移り住み、間もなくして工業地帯の足掛かりとなる最初の企業が設立されました。最盛期には1400を超える工場が立ち並んだといわれています。様々な商品を積んだ馬車が行き交ったこのエリアは「馬車引きの街」として知られるようになりました。
MYKITA HAUSが入る建物は1905年からしばらくの間、金属製品を作る工場として使われていた所で、109年以上の時を経てMYKITAが最初の入居者の伝統を引き継ぐ形となりました。

新しいMYKITA HAUSとなるネオクラシカルな建物は、ベルリン・ミッテ地区にある複合施設ハッケンシャーホーフも手掛けた建築家、クルト・ベルントが設計しました。
5階建ての建物は前棟、後棟、2つの翼棟で構成され、中に入ると中庭が広がっています。製造施設は1階と2階にあり、MYKITAのメガネやサングラスはすべて、最新の素材とハイテク技術を用いた製造工程、そして精緻な手作業によってここで作られます。
それ以外の階は合計で5,000平方メートルほどの広さがあり、製品やデザイン、プロトタイプの制作、コーポレートデザイン、マーケティング広報、品質管理のほか、物流、海外営業、小売の各部門が置かれています。

中庭を抜けると左手に受付、そして現行のコレクションを全て展示したショールームがあります。その奥には、社内外の研修・訓練に用いられるMYKITAアカデミーがあります。
中庭を囲む4面の壁はアールデコスタイルで、ベージュに色づけられたエナメル煉瓦と幾何学的な形のダークグリーンのタイルで彩られています。各階には視野が開ける大きな窓があり、中庭やリッターシュトラーセを見渡すことができます。

証明はMYKITAショップのコンセプトからヒントを得ており、ショップの展示棚と同様、いくつもの穴を開けた金属板にネオン管を固定したものが使われたいます。ショップの壁にしつらえたMYKITA WALLと同じように、穴の開いた部分から光が差し込む仕組みです。

社屋のインテリアは全てMYKITAが計画、デザインしました。

通りに面した光沢のある砂岩のファサードには、金色のペリカンとペリカン社のロゴマークが残されています。これは1933年から70年代までこの建物を利用していた文具メーカーの名残で、このペリカンのマークにスリムなネオン管でできたMYKITAのロゴが加わる予定です。

■MYKITA 新社屋の詳細
MYKITA GmbH
Ritterstraße 9, 10969 Berlin

http://www.mykita.com

■MYKITAの商品に関するお問い合わせ
MYKITA JAPAN 03-3409-3783

■この件に関するお問い合わせ
A.KA Tokyo
info@akatokyo.com

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