「ヨコハマスマートパーキング 」を新たにオープン
「SDGs」を推進、シェアサイクルの設置や災害時に対応
相鉄グループの㈱相鉄ビルマネジメント(本社・横浜市西区、社長・森村幹夫)では、2019年9月18日(水)に「ヨコハマスマートパーキング 緑園都市西口」(横浜市泉区)をオープンします。
これは、相鉄ホールディングス㈱(本社・横浜市西区、社長・滝澤秀之)と横浜市が2013年4月に包括連携協定を締結した、相鉄いずみ野線沿線において地域の課題解決や沿線の活性化を通じて、多様な世代が住みやすいまちを目指す「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市(次代のまちづくり)」*の取り組みとして行うものです。これまでも、産学公民が連携して駅前再整備や地域資源を活用した企画の開催、先進技術を活用した実証実験などさまざまな取り組みを行ってきました。
今回、この取り組みの一環として、最新のICT(情報通信技術)を活用した駐車場として「ヨコハマスマートパーキング 緑園都市西口」を新たに開設します
主な内容
・これまでの駐車場で見られた出入り口のゲートやロック板が無いロックレス
方式を採用。
・スマートフォンによる駐車スペースの事前予約やキャッシュレス精算が可能。
・太陽光発電により照明用電力などを削減するとともに、災害時には携帯電話の
充電ができる電源の提供やWi-Fiの無料開放、場内に設置した自動販売機
から飲料水の無料提供を実施。
・その他、自転車をシェアリングするサイクルポートを併設して、移動にかかる
エネルギーの削減や移動の選択肢を増やし利便性を向上。
コインパーキングとして一つの駐車場に豊富な機能性を兼ね備え、身障者用車室も含めて事前予約をシステムで可能にしたのは、日本初のサービスとなります。
今回のスマートパーキングをモデルとして沿線を中心に今後の展開を積極的に検討し、誰もが使いやすい、環境に優しい、災害に強い安全な都市づくりなど「SDGs」の観点において、今後も地域の課題解決や地域に貢献する施設づくりを行っていきます。
相鉄グループと横浜市では、今回の取り組みを通して、地域資源を活用した環境に配慮したまちづくりや多様な年齢層にとって住みやすいまちづくりを行い、「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市(次代のまちづくり)」を進めていきます。
*相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市(次代のまちづくり)
2013年4月に相鉄ホールディングス㈱と横浜市が「相鉄いずみ野線沿線における『次代のまちづくり』の推進に係る包括連携協定」を締結。地域住民の高齢化など、これから想定される課題の解決や沿線の再活性化に向けた取り組みを実施しています。
なお、2018年6月に横浜市は「SDGs未来都市」に選定され、これまでの環境未来都市の取り組みをステージアップし、環境を軸に経済や文化・芸術による新たな価値・にぎわいを創出し続ける都市の実現を目指します。
詳細はウェブサイト(https://www.izuminoline-fcp.jp/)をご覧ください。
■「ヨコハマスマートパーキング 緑園都市西口」の概要
1.駐車場名
ヨコハマスマートパーキング 緑園都市西口
2.所在地
横浜市泉区緑園3-2(相鉄いずみ野線 緑園都市駅から徒歩約1分)
3.開設日
2019年9月18日(水)予定
4.台 数
22台(ロックレス・時間貸し:18台、月決め:4台)
5.利用時間
15分/100円 ※最大料金 入庫後24時間以内 1,200円
6.導入設備
①ロックレス
ロック板の乗り越えがなくなり、多くのお客さまが駐車しやすく、場内での接触事故などを減らすことにつながります。また、車高の低い車の底部とロック板が接触する心配もなくなり、安心して駐車できます。
②事前予約システム
スマートフォンで駐車スペースの事前予約ができ、駐車が確実に行えます。
③キャッシュレス精算
クレジットカードや交通系ICカードなどでキャッシュレス精算が可能です(現金でもお支払いいただけます)。
④太陽光パネルによる夜間照明の確保
日照時に発電を行い、蓄電された電力で夜間にLED照明を点灯します。災害時には充電に利用できます。
⑤無料Wi-Fi
災害時には、NTT東日本が提供する無料公衆無線LAN(光ステーション)により、無料でインターネットを利用することができます。
⑥災害時飲料水確保
災害時には、自動販売機の飲料水を無償提供します。自動販売機のメッセージボードや無料公衆無線LAN(光ステーション)を使い、緊急情報の収集が可能です。
⑦シェアサイクルの設置
環境に優しい自転車を設置。
最終バスの後はシェアサイクルで帰宅して翌朝は駅まで乗ってくることができます。また、朝は車で送迎、帰りは迎えがない場合に自転車での帰宅が可能です。
7.サービス提供:
①~⑥:㈱アイテック
⑦:㈱アオラン
(HELLO CYCLING)