日本システムケア、リユースパソコン寄贈活動を開始 第一弾として埼玉県子ども食堂ネットワーク加盟団体に寄贈
2023年8月8日(火)、富士見市にて寄贈式を実施
日本システムケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:家近 茂、以下「当社」)は、SDGsが目指す理念「誰一人取り残さない」に賛同し、貧困を撲滅して持続可能な社会を実現するための具体的な行動として、リユースパソコンを全国のこども食堂に寄贈する活動を開始いたしました。
本活動の第一弾として、ICT活用の進展する一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク加盟団体に合計100台のパソコンを寄贈する運びとなり、2023年8月8日(火)、富士見市立針ケ谷コミュニティセンターにて寄贈式を行いました。
2023年8月8日(火)、富士見市立針ケ谷コミュニティセンターにて、日本システムケア株式会社 代表取締役社長 家近 茂(写真右側)より一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク 東海林 尚文 代表理事(写真左側)へ寄付目録が贈呈されました。
こども食堂は、育ち盛りのこども達に栄養バランスの取れた食事を提供するだけでなく、心の交流と未来への希望を育む場として、地域コミュニティにおいて重要な役割を果たしています。しかしながら、こども食堂を効率的な運用には、情報共有や発信のための適切なツールが不足しているという課題が存在しています。
富士見市立針ケ谷コミュニティセンターでの寄贈式において、東海林 代表理事は寄贈式で次のように述べました。
「助成金のみではなかなかパソコンの購入に至ることが難しく、頭を悩ませていた問題の一つでした。この問題に対し、こども食堂専用のパソコンを寄贈していただけたことは我々のみならずこども食堂全体として非常にありがたいことです。」
こども食堂向けにカスタマイズした「こども食堂応援パソコン!」※1 は、こども食堂の運営における書類作成、オンラインミーティング、レシピの共有、SNS活用など、多岐にわたる作業に活用されます。
また、学習支援や不登校児のリモート授業など、貧困の連鎖を断ち切るための取り組みにも寄与することが期待されます。
本活動においては、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様から多大なるご協力を賜りました。むすびえの湯浅 誠 理事長は、寄贈式で次のように述べています。
「大人はこどもたちの居場所を作ると言っているけど、ホテルやレストランのように可視化されていない。GIGAスクール構想のタブレットにこども食堂の情報を可視化するためにも、寄贈されたパソコンが呼び水となることを期待したい。」
さらに、埼玉県福祉部少子政策課ひとり親・子供の未来応援担当の松本 翼 主任は、「寄贈されたパソコンを使用したオープンデータ化やITの活用により、こども食堂の身近さを強化していく取り組みを進めていきたい。」と抱負を語りました。
当社は本活動を通じて、リユースパソコンがこども食堂で活用され、こどもたちの学習や創造力の発揮に役立つことを心から願っています。また、これからも当社は社会貢献活動に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて努力を続けてまいります。
日本システムケア株式会社 概要
日本システムケア株式会社は創業以来、環境コンプライアンスに配慮したITADサービスを提供しています。自然を育む豊かな環境を未来の世代につなげていくことは、今日を生きる企業の社会責任。日本システムケアは、IT機器のリユース・リサイクルを通じて循環型社会の貢献を目指しています。
用語解説
※1 こども食堂応援パソコン!
十分な性能を持ちながらも不要になったパソコンを価値のある「資産」として買取・選別処理し、厳格な品質管理とクリーンアップ作業を行ったパソコンを、こども食堂向けにカスタマイズしました。こども食堂の運営に必要なソフトウェア、ウェブミーティングアプリケーションの他、こども食堂情報のオープンデータにアクセスしやすい環境が設定されています。
本件に関する報道機関ならびにお客様からのお問い合わせ先
日本システムケア株式会社 環境イノベーション推進室
事務局 : 今泉 友枝
電話番号 : 03-6228-1010
メールアドレス: eip@j-sc.co.jp
ご参考
- 認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえのウェブサイト:
https://musubie.org/ - 一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワークのウェブサイト:
https://www.saitama-kodomo.net/ - 埼玉県福祉部少子政策課のウェブサイト:
https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0607/index.html - 日本システムケア株式会社のウェブサイト:
https://j-sc.co.jp/