肉の中心が赤い!加熱不足に関するクレームから解放

~食肉加工品向け熱履歴検査の新提案~

 食品の異物検査などを行っている合同会社Fine Science Laboratory(所在地:香川県丸亀市、代表:三浦大樹)は、『食肉加工品向け熱履歴検査』を8月から開始しました。
 なお、この検査技術の開発は「公益財団法人かがわ産業支援財団 平成31年度助成事業」となっております。


「肉の中心が赤い!」

 ハンバーグや焼き鳥、チキンナゲットなどの食肉加工品では、中央部に赤みが残ることがあり、加熱不足を訴えるクレームに繋がります。
でも、もしその多くが本当は加熱不足でなかったとしたら・・・。そして、そのことを科学的に証明できたら・・・。

 Fine Science Laboratoryが提供する『食肉加工品向け熱履歴検査』は、食肉加工品が指定通りの温度で加熱を受けているかどうかを調べ、“加熱不足ではない”ことを明らかにする、2019年の時点で国内唯一の検査手法です(自社調べ)。

 肉の赤い色は、“ミオグロビン”と呼ばれる色素タンパクによるものです。このミオグロビンは通常、加熱を受けると変質し赤色から褐色になりますが、条件によっては赤いままであることが近年分かってきました。このため、一部の商品ではパッケージに「赤い場合がありますが十分に加熱されているため問題ありません」と表示し、消費者に一定の理解を求めてきました。ただし、個々の製品で十分な加熱を受けているかどうかを確認する方法は、これまでありませんでした。
 今回、弊社が開発、提供しました『食肉加工品向け熱履歴検査』では、指定された条件の加熱を受けているかどうか判別できます。この技術をご活用いただければ、食品事業者は加熱不足に関するクレームから解放されると共に、消費者へ皆さまの商品の安心・安全をより感じていただくことができるでしょう。

本件の詳細は下記に示す弊社HP(https://www.fine-science-lab.com/)をご確認いただくか、最下段に掲載した連絡先にお問い合わせください。

 なお、弊社では食肉加工品以外にプラスチックやゴム、爪などの異物についての熱履歴検査も行っています。
 日々発生する混入異物の中には、製造時の混入ではないものも少なくないはずです。異物向け熱履歴検査では、本当に製造時に混入したものかどうかを判別しています。

(弊社の熱履歴検査に関する概要を示したPDFファイルを添付しております。詳しい内容は直接ご確認ください。)

プラスチックイメージ
爪のイメージ

 Fine Science Laboratoryは『食品事業者のかかりつけ医』を目指しています。独自技術と豊富な経験で、食品事業者の問題を解決するだけでなく、消費者が納得・安心できるサービスを提供していきます。

【お問い合わせ先】
合同会社Fine Science Laboratory
TEL:0877-89-4194
E-mail:info@fine-science-lab.com

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