産業オートメーション市場向けの802.15.4ベースチップセットは、2016年に800万米ドル規模へ

株式会社グローバル インフォメーションは、ABIリサーチが発行した報告書「Industrial Wireless Sensor Networks - WirelessHART, ISA100.11a, WIA-PA, and ZigBee (産業用ワイヤレスセンサーネットワーク:WirelessHART・ISA100.11a・WIA-PA・ZigBee)」の販売を開始しました。

2010年に、世界の産業オートメーションにおけるワイヤレスセンサーネットワーキング(WSN)チップセットの支出は、200万米ドルに達しました。当市場は、2016年には800万米ドルに達する見通しです。

産業オートメーションは、プロセスオートメーションと工場オートメーションの二つの部門で構成され、WSNはフィールドデバイスに組み込まれており、プロセスオートメーション、特にモニタリングの領域で広く導入されています。

WSNの採用がめざましいのはモニタリングアプリケーションで、石油精製や石油化学工場における工場運営の効率化、危険防止及び防災、コンプライアンス、そして資産管理を推進するために利用されています。

IEEE 802.15.4 シリコンプラットフォーム上の二つの産業WSNプロトコル、WirelessHART そしてISA100.11aが、プロセスオートメーションにおけるWSNの導入を後押ししています。

推定3,000万とも言われるHARTデバイスの設置ベースを活用するWirelessHARTが、WSNの配備において最大の潜在市場を持ちます。さらに、WirelessHART はIEC 62591として2010年に国際標準化されたため、国際標準に準拠したデバイスの採用を望むエンドユーザーを後押ししました。

産業アナリストのKelvin Chanによれば、「WirelessHARTの競合プロトコルであるISA100.11aは、多数の産業プロトコルとの相互運用性を視野に入れて開発が進められています。将来的にはより大きく成長する可能性がありながら、まず広く導入が進むのはWirelessHARTとなるでしょう。

Honeywellの‘One Wireless’ソリューションは、フィールドネットワーク上でISA 100.11aを稼動させるもので、WiFiを通して工場の通信ネットワークへ接続することも可能です。」

市場調査レポート: 産業用ワイヤレスセンサーネットワーク:WirelessHART・ISA100.11a・WIA-PA・ZigBee
Industrial Wireless Sensor Networks - WirelessHART, ISA100.11a, WIA-PA, and ZigBee
http://www.gii.co.jp/report/ab221871-industrial-wireless-sensor-networks-wirelesshart.html
出版日 2011年11月
発行: ABI Research

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