『キーマンズネット』がIT担当者300人にアンケート!「業務用スマートフォンの導入状況」
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉)が運営するIT製品情報サイト『キーマンズネット』(http://www.keyman.or.jp/)は、IT製品の導入状況や製品の選定ポイント、IT担当者の関心事がわかるコーナー「IT担当者300人に聞きました」を公開しています。
今回は企業のIT担当者895人を対象に「業務用スマートフォンの導入状況」を調査。「利用目的」「セキュリティ対策状況」などから、企業での業務用スマートフォンの導入状況が明らかになりましたので、調査結果の一部をお知らせします。
◆調査概要
○調査期間:2011年3月2日~2011年3月9日
○有効回答数:895
○調査対象:『キーマンズネット』に会員登録しているユーザ企業のIT担当者
▼「業務用スマートフォンの導入状況」記事はこちらから
http://www.keyman.or.jp/3w/prd/45/30004045/
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■導入済みは7.7%で検討中は36.9%、導入単位は「一部の個人」から「部門導入」へ
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現在の業務用スマートフォンの導入状況を尋ねた結果、「業務用スマートフォンを既に導入済みである」が7.7%、「業務用スマートフォンの導入を検討している」が9.9%、「業務用スマートフォンに興味があり、いずれは検討する」が27.0%、「興味はあるが、検討はしない」が35.0%、「今のところ関心がない」が20.3%。まとめると導入済みは7.7%、導入検討中は36.9%となった。導入済みの割合は企業規模が変わっても違いは見られなかったが、導入を検討する割合では、大企業よりも中堅/中小企業のほうが高かった。
続いて、業務用スマートフォンを「導入済み」「導入予定」と回答した人に「導入単位」を尋ねたところ、「導入済み」と比べて「導入予定」では「部門導入」が「一部の個人」を抜いて1位にランクインしていた。役員など役職者が利用してスマートフォンの業務上での有用性を見出すフェーズから、実際にスマートフォンを必要とする部署(外出先からのアクセス要望の高い営業や、モバイルサービスの開発部門など)への導入フェーズへと移りつつあると思われる。
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■全体で約6割が満足と回答、不満点は既存環境との不適合やセキュリティ面での不安
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次に、業務用スマートフォンを「導入済み」と回答した人にその「満足度」を尋ねると、「とても満足している」が17.6%、「まあ満足している」が45.6%、「やや不満がある」が26.5%、「とても不満がある」が10.3%となった。これをまとめると「満足」と回答した割合は63.2%と、全体では約6割が満足と回答していた。
一方、「やや不満がある」「とても不満がある」と回答した方からは、「既存のWindows環境との不適合(ウイルス対策ソフトやその他の社内標準ソフト、機器)がある」や「セキュリティ上の理由で機能をかなり制限せざるを得ない。多機能なスマートフォンの本来の利点を十分にいかせない。」といった声があがっていた。こうした状況は、今後日本での発表が待たれる「Windows Phone 7」が登場すれば、業務用スマートフォンと既存の社内環境との互換性が向上することで改善されるのかもしれない。
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■利用目的は業務効率化が多数。自社サービスの検証用、ソフトウェアの開発との声も
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業務用スマートフォンを「導入済み」「導入予定」と回答した人にその「利用目的」を尋ねたところ、「導入済み」の1位は「社内コミュニケーションの円滑化」で69.6%、2位「営業・渉外の効率化」46.4%、3位「業務時間の短縮」31.9%、4位「ファイル・データの共有」14.5%、5位「全体としてのコスト削減」で11.6%と続いた。一方、「導入予定」の1位は「営業・渉外の効率化」で65.8%、2位「社内コミュニケーションの円滑化」59.7%、3位「業務時間の短縮」33.6%、4位「ファイル・データの共有」32.4%、5位「全体としてのコスト削減」で20.3%という結果になった。
「導入済み」「導入予定」ともに、スマートフォンは社内コミュニケーションの円滑化や業務の効率化、業務時間の短縮に役立つことに大きなメリットを感じているようだ。そのほか、「自社サービスの検証用」「ソフトウェアの開発」を目的に導入するという声も挙がっていた。
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◆『キーマンズネット』とは?
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