エム・エス・アイ、オフショアにおける受託開発業務のデータベース環境をオラクルのクラウド・サービスで構築

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、ソフトウェア受託開発やパッケージ・ソフトウェア製造販売を行う株式会社エム・エス・アイ(本社:東京都新宿区新宿一丁目、代表取締役:林 敏、以下 エム・エス・アイ)が、データベース環境をクラウドで提供する「Oracle Database Cloud Service」を活用し、環境構築・開発コストを削減したことを発表します。

株式会社ミロク情報サービスの子会社であるエム・エス・アイは、情報処理サービスに加え、葬儀施行管理システム「FDN」などのソフトウェア開発・販売を行っています。顧客からのソフトウェア受託開発業務において、インドなどのオフショアにおけるエンジニア・リソースを活用し、その開発環境として「Oracle Database Cloud Service」の利用を2016年4月から開始しました。

エム・エス・アイが「Oracle Database Cloud Service」を採用した理由は以下の通りです:
・一般的なPaaS(Platform as a Service)型のデータベース・サービスの場合、独自の製品やアーキテクチャを採用しているため、オンプレミス用の開発環境としての利用が適していないケースがあります。一方「Oracle Database Cloud Service」は、オンプレミスと同様の「Oracle Database」をパブリック・クラウドで利用可能な点を評価しています。
・PaaSとして提供される「Oracle Database Cloud Service」を利用することで、必要に合ったバージョンやエディションの「Oracle Database」環境が数十分で構築でき、開発環境は数時間で準備可能となりました。従来、オフショア拠点であるインドで開発環境をプロジェクト毎に構築しており、1週間の準備時間とライセンス及びハードウェアコストがかかっていたため、クラウド活用により大幅な削減を実現しました。*
・「Oracle Database Cloud Service」では、利用しない場合、課金の一時停止が可能であり、利用時間や期間が限られる、今回の開発環境での利用形態に適している点を評価しています。

  • エム・エス・アイ調べ

今後、ソフトウェア受託開発事業のほかに、エンドユーザ向けのサービス展開において、「Oracle Database Cloud Service」やデータベース・バックアップをクラウドへ保管する「Oracle Database Backup Service」などの採用を検討しています。

本発表に向けた顧客企業のコメント
エム・エス・アイの執行役員 開発本部副本部長、奥秋 正義氏は、次のように述べています。「弊社はソフトウェア受託開発業務において、インドなどのオフショアにおけるリソースを活用してきました。オンプレミスと同様の「Oracle Database」が利用できるPaaSである「Oracle Database Cloud Service」の活用によって、環境構築のコストと時間を大幅に削減できました。また、利用を始めてクラウド・サービスのメリットを実感しています。日本とインドのエンジニアが同一の環境とデータを利用できることで、データやり取りや詳細な指示が必要なくなり、オフショアにおけるタイムラグを大きく削減し、プロジェクトの迅速化を図ることができています。」

参考リンク
・エム・エス・アイ
http://www.msinet.co.jp/
・Oracle Database Cloud Service
https://cloud.oracle.com/ja_JP/database
・Oracle Cloud
https://cloud.oracle.com/ja_JP/home

日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp

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【本件に関するお問い合わせ先】
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Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
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