ワーククラスROV支援の需要は、大きく成長すると予測

株式会社グローバル インフォメーションは、ダグラス・ウエストウッドが発行した報告書「The World ROV Market Forecast 2011-2015 (世界の遠隔操作無人探査機(ROV)市場の予測(2011-2015年))」の販売を開始しました。

海中活動支援用の遠隔操作無人探査機(ROV)市場は、成長期にあり、その傾向は暫くの間継続すると、当報告書では予測しています。

ROVへの年間総支出額は、2010年の8億9,100万米ドルから、2015年には16億9,200万米ドルに拡大する見通しです。

当報告書では、ワーククラスROVの運用市場について詳細に分析しています。ROV運用への支出額は中東以外のすべての地域で大きく増加すると予想されています。アフリカが最大の市場で、ラテンアメリカと北米がそれにつづきます。

現在のこの産業の構造は、30年以上続いた一連のM&Aの結果です。

今日、世界におけるワーククラスROVの保有数は、641機で、21社で運用されています。そのうち、最大企業がOceaneeringで、241機(全体の32%)を保有しています。

ROVは学術研究から軍事的利用、海難救助にいたるまで多くの用途に使用されていますが、最大の商用ユーザーは、オフショア石油&ガス産業です。

ROVは深海作業のための必要不可欠なツールとなっています。ROVの有効性は、2010年に米国メキシコ湾沖合で起きたマコンド油井の原油流出事故における海中作業で実証されました。

当報告書の執筆者、ダグラス・ウエストウッド会長のJohn Westwoodは、オフショア石油&ガス部門では、長期的な石油価格の高騰と深海活動の増加によって、オフショア掘削リグの発注数がここ数十年見られないほどの数に拡大していると述べています。

こういった掘削リグは、海底建設船とともに、ROVの発注数を新たに急増させています。

市場調査レポート: 世界の遠隔操作無人探査機(ROV)市場の予測(2011-2015年)
The World ROV Market Forecast 2011-2015
http://www.gii.co.jp/report/dw219255-world-rov-market-forecast-2011-2015.html
出版日 2011年10月
発行: Douglas-Westwood

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