AEYE社とANSYS、自動運転における安全性推進を加速

ANSYSがAEyeソリューションの仮想プロトタイピングを実現、 過酷なリアルワールドシナリオにおける 自動車向け認知技術の設計、試験、検証を迅速化

ピッツバーグ、2020年1月5日 - 次世代の自動運転車は、AEye社( https://www.aeye.ai/?utm_campaign=global-pr&utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_content=aeye-idar )とANSYS( https://www.ansys.com/?utm_campaign=global-pr&utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_content=aeye-idar )(NASDAQ:ANSS)の技術を活用することにより、人間の眼と同様に道路条件を注視し、判断することができるようになります。AEye社は独自の高機能な検知・測距(iDAR(TM))プラットフォームの設計に、ANSYSの業界最高レベルのシミュレーションソリューションを組み込むことを進めており、それによりお客様は物理的プロトタイピングを削減し、自動運転システムの安全性と信頼性を向上させることができます。

自動運転の安全性確保のためには、従来の認知プラットフォームでは確実には検出できない特定の道路障害状況を高速かつ正確に把握する次世代センサーが必要になります。そのようなセンサーの有効性を検証するためには、膨大な路上試験を遂行することが必要となり、多大な開発時間と費用を要します。AEye社はANSYSと協業し、自動車メーカーが数百万マイルにおよぶ運転シミュレーションを数日で行ない、物理的プロトタイピングを最少限にすることを可能とします。

AEye社は、物理ベースのセンサーモデルを採用した最先端の運転シミュレーションツールであるANSYS(R) SPEOS(R)とANSYS(R) VRXPERIENCE(R) ( https://www.ansys.com/products/systems/ansys-vrxperience?utm_campaign=global-pr&utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_content=aeye-idar )を iDARの設計構想に組み込むことを進めており、それにより、現実的な仮想運転環境においてiDARの設計構想を迅速に試験し、検証することが可能になります。AEye社の自動車向けiDARでは、従来のLiDARやカメラセンサーでは不可能であった遠方の物体を高速度で検出し識別するために、決定論的認知とAIによる認知とを組み合わせています。この統合により、自動運転車や先進運転支援システム(ADAS)を開発する自動車関連のお客様は、ソフトウェアによる定義が可能な反応の速いAEyeのLiDARを仮想的に試作し、周囲環境をどのように検知するかを正確にシミュレーションすることが可能になります。

「実際の使用状況に系統的に対応することにより、AEye社とそのOEMおよびTier1のお客様は、世界中の知性を結集し、私たちがオンデマンド型自律(autonomy on-demand)と呼ぶ概念であるより高度な自律能力を実現することが可能となるでしょう。ANSYSとの協業により、私たちはお客様とパートナーの革新の加速を支援し、それによりさらに安全で信頼性の高い自律機能を市場に提供します。」(AEye社共同創立者兼CEO、Luis Dussan氏)

「iDARは、自動運転車と先進運転支援システムの信頼性を大幅に進歩させ、より高度な自動認知と、その結果として、より安全な道路を実現するでしょう。ANSYSは、iDARの性能を完全に検証し、自動車メーカーが、物理的な試験が不可能と思われるような条件において試験を行なうことを支援します。OEMおよびTier1メーカーの方々がiDARを採用する際には、私たちのシミュレーションソリューションにより開発時間が削減され、実装の最適化が可能となります。」(ANSYS、システムズビジネス部門、バイスプレジデント兼マネージャー、Eric Bantegnie)

AEye社とANSYSは、1月7日から10日までラスベガスで開催されるCESにおいて、Las Vegas Convention Center, North HallのANSYSブース3310、および、AEye社ブース7538にて、SPEOSとVRXPERIENCEを使用した運転シナリオの検知能力を展示いたします。

ANSYSについて

ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、ANSYSのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYSは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、ANSYSは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたANSYSは、本社を米国のペンシルバニア州ピッツバーグ南部に置いています。詳細は、 http://www.ansys.com/ をご覧ください。
ANSYS、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。

アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

AEye社について

AEye社は人工知覚の先駆者であり、自動運転車の眼と視覚野として機能する認知システムであるiDAR(TM)を開発しました。2013年の半導体型LiDARスキャナーの実演以来、AEye社はインテリジェントセンシング分野における飛躍的進歩を推進してきました。サンフランシスコ・ベイエリアを本拠地とし、Kleiner Perkins Caufield & Byers, Taiwania Capital, Hella Ventures, LG Electronics, Subaru-SBI, Aisin, Intel Capital, Airbus Venturesなどの世界的に有名な投資家の支援を受けています。詳細については、下記のサイトをご覧ください。
http://www.aeye.ai/

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