教師のオンラインでの「授業技量ライセンス」システム 『TOSS オンライン授業技量検定』制度が始まります!
~日本のオンライン教育の遅れを取り戻す~
特定非営利活動法人TOSS(所在地:東京都品川区、代表:谷 和樹)は、7月1日より、教育界で初めて、教師向けのインターネット等を利用した「オンライン授業」における「指導技量(指導スキル)」のライセンス制度を開始いたします。
現在、GIGAスクール構想が全国の学校で進展しており、PCやネットワークといった設備の充実とともに、教師のICTの知識・技能の向上が喫緊の問題となっています。
しかしながら、多忙を極める教師が、明確な目標をもって、日々進歩するICT技術を活用した授業スキルを磨くことは大変困難な状況です。
そうした中、この度「TOSSオンライン授業技量検定」を創設いたしました。
受検する教師がオンライン環境で模擬授業を行い、審査資格者が一定の基準をもとに審査をすることで、21段階の級を認定する制度です。審査基準は、これまで15年以上に渡って培ってきた対面型授業のための「TOSS授業技量検定」の知見をもとに、オンラインで必要な要素を加味して定めています。
全ての子ども達への基盤的学力の確実な習得を目指すため、時代の流れにあった新しい教育のあり方を追求する、教師のための画期的なライセンスシステムです。
このような方が対象です
(1) オンライン授業で効果的に授業を進めるための知識・技能を身につけたい方
(2) オンライン授業の指導ポイントを知りたい管理職・行政・教育関係者の方
(3) その他、GIGAスクール構想等における最先端の教育方法を知りたい・体験したい方
検定システムのポイント
(1) 受検者がオンライン環境で模擬授業を行い、審査資格者が審査
(2) 39級から19級までの21段階それぞれに審査基準を設定
(3) 受検者の履歴をHP上に掲載。技術力の向上を目指す指針に
(4) 日進月歩で進化する情報技術に対応する時代の流れにあった教育の形を
提案するための資格更新セミナーを定期的に実施
■公式ホームページ: https://online.toss-kentei.jp/
TOSSオンライン授業技量検定 イメージ
検定評価項目
TOSS授業技量検定とは
TOSS(Teachers' Organization of Skill Sharing、代表:谷 和樹)は、これまで「自称名人」が通用していた教育界に、明確な「教師の技量」の目安を示しました。それが、「TOSS授業技量検定」です。教師が子ども役の教師相手に模擬授業をし、腕のある教師が審査をします。39級から九段までの48段階で、それぞれに明確な審査基準があります。2004年の開始以来、5,000名以上の教師がこの授業技量検定の段級位を上達の目標にし、挑戦しています。
公式ホームページ: https://www.toss-kentei.jp/
特定非営利活動法人TOSSとは
TOSS(Teachers' Organization of Skill Sharing、代表:谷 和樹)は、全国の小・中学校の教員約1万5,000名で構成される教育研究機関。授業・教育にすぐに役立つ教育技術・指導法を開発し、集め、互いに追試し、検討しあって自らの授業技術を高め、そのような技術や方法を全国の教師の共有財産にする活動に努めています。
公式ホームページ: https://www.toss.gr.jp