フランジア、アパレル店舗向け O2Oアプリ運営のスタイラー社と資本・業務提携

2017-06-06 11:00

 ソフトウェア開発をはじめ人材開発、教育事業をグローバルに展開するIT企業、フランジア・グループ(グループCEO:平井 誠人、以下 フランジア)は、第三者割当増資の引受により、アパレル業界向け対話型O2Oコマース支援アプリの開発・運営などを行うスタイラー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小関 翼、以下 スタイラー)と資本・業務提携いたしました。

スタイラーの特徴

資本・業務提携の詳細

 スタイラーは、ユーザーがアパレル店舗から対話型でファッションの提案を受けられるWebサービスを2015年6月にβ版としてローンチ。渋谷・原宿・表参道をはじめとしたファッションブランドのショップ約200店舗で導入されています。導入した店舗では店舗スタッフが空き時間を利用し、ユーザーからの商品やファッションに関する質問に回答したり、コーディネイトの提案をすることができます。こういったコミュニケーションを通じて店舗への信頼を強化、店舗スタッフとユーザーとの関係構築による来店促進を実現します。

 また、同社ではアプリ上で展開されたユーザーとショップのコミュニケーション(コーディネート提案など)をコンテンツ化。自社で運営する男性向けメディア「S MAGAZINE」と女性向けメディア「ROBE」にて記事公開するほか、ポータルサイトなどの他の媒体に分散型メディアとして展開することで、アプリ利用店舗への送客をより促進します。スタイラーは2018年末までに、月間での利用ユーザー数を、海外含めて500万人規模へ成長させる計画です。

 今回の資本・業務提携を通じて、スタイラーは、フランジアの持つアプリ・ソフトウェア開発のエンジニアリソースと豊富な経験を活用し、対話型O2Oコマースの支援事業を一気に加速させる「ブースト開発」が可能となります。また、フランジアでは、国内のサービスを海外向けにローカライズしていく経験と実績もあり、今後は海外展開も視野に入れることができます。

 フランジアでは今回のような「ブースト開発」を通じて、ソフトウェア開発のみならず、事業全体の成功に不可欠な貢献をし、スタートアップのエコサイクルを活性化させることを目指します。ベトナムのエンジニアを中心として1,000人体制のグローバルITチームが構築され、本事業をスケールさせる準備が整ったため、今後は今回のような投資事業を国内外で積極的に行っていきます。

小関氏のコメント

『会話型のコマースはアジアが中心となって、世界に普及しています。既にベトナムやフィリピン、バングラデシュとアジアでの事業を拡大するフランジアとの提携により、ライフスタイルに関する未来の購買体験をアジアから作っていくという僕たちの目標に「ブースト」して近づくことができます。』

スタイラー株式会社について

 スタイラーは、「未来の購買体験を届ける」をコンセプトに、ライフスタイル分野でユーザーに会話型のプラットフォームを提供する会社です。

会社名 : スタイラー株式会社

代表者 : 小関 翼

所在地 : 東京都渋谷区神南1-17-9 神南ウエスト302号室

設立  : 2015年3月

従業員数: 19人

事業内容: 対話型コマースプラットフォームの開発・運営、

      コミュニケーションの内容をコンテンツ化したメディア

      「S MAGAZINE」「ROBE」の提供

代表取締役 小関 翼氏 プロフィール

 東京大学大学院修了。日英のメガバンクにて法人取引・オペレーション設計等を担当後、Amazonにて決済サービスの事業開発を担当。ライフスタイル分野にマーケットデザインの問題が大きいことに着目し、2015年3月にスタイラー株式会社を設立。未来の購買体験をアジアから作っていくことを目指す。Fintech、FashionTechを国内に紹介。経産省アパレル関係委員会メンバー。

フランジアについて

 2012年設立。シンガポールに本社を置き、ベトナム、日本、フィリピン、バングラデシュの5カ国12拠点に1,000人近くのエンジニアを擁しビジネスを展開するグローバルIT企業。

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スタイラー社 代表取締役 小関 翼氏
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