企業イベントの世界市場

株式会社グローバルインフォメーション（所在地：神奈川県川崎市、代表者：樋口 荘祐、証券コード：東証スタンダード 4171）は、市場調査レポート「企業イベントの世界市場」（Global Industry Analysts, Inc.）の販売を6月13日より開始しました。

【当レポートの詳細目次】
https://www.gii.co.jp/report/go1731782-corporate-events.html

2024年に3,369億米ドルと推定される企業イベントの世界市場は、2024年から2030年にかけてCAGR 5.9%で成長し、2030年には4,743億米ドルに達すると予測されます。本レポートで分析したセグメントのひとつであるティア1都市は、CAGR5.6％を記録し、分析期間終了時には2,946億米ドルに達すると予想されます。ティア2都市セグメントの成長率は、分析期間中CAGR 6.9％と推定されます。

米国の企業イベント市場は、2024年に918億米ドルと推定されます。世界第2位の経済大国である中国は、2030年までに959億米ドルの市場規模に達すると予測され、分析期間2024-2030年のCAGRは9.2%です。その他の注目すべき地域別市場としては、日本とカナダがあり、分析期間中のCAGRはそれぞれ2.9%と5.8%と予測されています。欧州では、ドイツがCAGR 3.8%で成長すると予測されています。

企業イベント市場の成長の原動力となっているのは、ビジネス上の戦略的要請、利害関係者のエンゲージメント・ニーズ、デジタルとフィジカル・マーケティングの融合拡大です。競合他社との差別化がますますブランド体験に依存するようになる中、イベントは、イノベーションを実証し、ロイヤリティを育成し、ソートリーダーシップを可能にする、ハイタッチで価値の高いプラットフォームとして機能しています。ハイブリッド化によってオーディエンスへのリーチが拡大し、企業は地域や機能を超えてイベントのROIを最大化できるようになりました。

データ主導の意思決定に対する需要の高まりにより、企業は参加者の行動、リードの転換、コンテンツの影響に関するきめ細かな分析を提供するイベント・プラットフォームへの投資を促しています。GDPRや業界特有の情報開示基準などの規制シフトもイベントプランニングに影響を及ぼしており、コンプライアンスに準拠しながらも独創的なアウトリーチ手法が必要とされています。さらに、パンデミック後の職場ダイナミクスの変化により、対面での交流の重要性が高まり、イベントは社内の連携、リーダーシップの可視化、人材確保に欠かせないものとなっています。

ベンダーの統合、ソフトウェアの自動化、イベントのKPIへの持続可能性の追跡の統合は、イベントの予算と評価の方法を再構築しています。企業がイベントを戦略的コミュニケーション、学習、ブランディング機能に深く組み込むにつれ、デジタル加速、パーソナライゼーション、人と人とのつながりの永続的な価値に後押しされ、市場は世界に拡大し続ける態勢を整えています。

第1章 調査手法
第2章 エグゼクティブサマリー
第3章 市場分析
第4章 競合

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