“笑う”だけじゃなく“泣く”こともストレスを緩和させる!?当社専属の精神保健福祉士が解説 涙活のストレス解消・リラックス効果とは?

セントラルメディエンス、「産業医ラボ.com」コラム更新のお知らせ

 産業医と企業をマッチングするサービス展開するなど、企業のヘルスケアをサポートする産業医ラボ.comを運営する株式会社Central Medience(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中川隆太郎、以下産業医ラボ.com)は、「泣くことでのストレスの緩和」について当社専属の精神保健福祉士がご紹介するコラムを更新しましたのでお知らせいたします。

 私たちは年齢を重ねていくと心から笑ったり、泣いたりする機会が減ってしまいがちです。
しかし、「笑う」ことや「泣く」ことは、ストレスを緩和するだけでなく、心身に嬉しい効果があるのです。
今回は笑うことや泣くことのメリットについて当社専属の精神保健福祉士がご紹介します!




■「笑う」ことのメリットとは?

 聞いたことがある方も多いかもしれませんが、人は笑うと、幸せホルモンと呼ぼれるセロトニンが分泌されます。このセロトニンには不快感や興奮、食欲などをしずめ、心を安定させる働きがあります。

さらに、笑うことで白血球の一種であるナチュラルキラー細胞が活性化されます。このナチュラルキラー細胞はがん細胞や細菌に感染した細胞を死滅させる力や、うつを防止する効果もあります。
また、思いっきり笑ったときの呼吸は自然に腹式呼吸になり、体内にたまっている二酸化炭素が体外に排出され、たくさんの酸素を取り込みやすくなり、血行が良くなって新陳代謝も活発になります。

そして、免疫力をコントロールしている自律神経のバランスを保つ効果もあるので、免疫力を上げ病気になりにくい体づくりをしてくれる効果もあるのです。

とはいえ、なかなか笑う機会がないという方は“つくり笑い”でも効果があります。
まずは手で頬をマッサージするように顔をほぐしてから、口角を上げ目尻を下げて「ニャー」と声に出してみましょう。その表情に脳がだまされセロトニンの分泌を促すことができます。


■「泣く」ことのメリットとは?

 感動的な映画や本に触れて涙を流してデトックス、なんて言葉もよく耳にしますが、そもそも涙の役割は大きく分けて3種類あります。
ドライアイなど目の機能を保護する「基礎分泌の涙」、ゴミが入ったときなど外部からの刺激による「反射の涙」、そして情動の起伏による「感情の涙」です。
この「感情の涙」を流すとき、別名ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールというストレス物質も一緒に体外に流れ出ます。つまり、感情が高ぶったときに流れる涙には、ストレスの原因になる物質を排除する重要な役割があるのです。

さらに号泣すると、交感神経から副交感神経へと切り替わり、体が眠っている状態のようにリラックスできるだけでなく、実際に眠りを誘導することもできるため、不眠で悩んでいる方などは積極的に号泣できる映画や本に触れる機会をつくりましょう。
ですが、ここで注意しなければならないのが、心で感動するだけでなく実際に涙を流さないと副交感神経へと切り替えることができないことです。


■まとめ

 週末はお笑い番組や感動映画を観ることで平日に溜まったストレスを緩和し、心のスイッチを切り替えて、古いストレスを溜め込まない生活を送りましょう!




■ 執筆 ■
大澤 海実(おおさわ あみ)
株式会社セントラルメディエンス 産業医ラボ.com専属精神保健福祉士

入社前は精神科のクリニックにてAC(アダルトチルドレン)やaddiction(依存症)の患者を対象に数多くの生活相談を受ける。
現在は、当運営会社 株式会社Central Medienceで、産業医ラボ.comの専属精神保健福祉士として活躍している。
主に従業員・一般個人のメンタルヘルス相談やストレスチェックに関する企業へのサポート業務を担当。

「大澤先生の一問一答」
https://sangyouilabo.com/category/qanda/


株式会社Central Medience

代表者:代表取締役 中川隆太郎
所在地:〒221-0052 横浜市神奈川区栄町2-9 東部ヨコハマビル3F
事業内容:産業医紹介、メンタルヘルス対策、医療コンサルタント事業 他
公式HP:https://centralmedience.com/




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