【プレスリリース】インマルサット、世界最高水準の衛星打ち上げ成功を確認

米国の大手航空宇宙企業であるスペースX社は2月18日(米国時間)、同国フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地の発射台SLC-40にて、前日に打ち上げられた、インマルサット社の最新衛星「I-6 F2」の打ち上げに成功したことを明らかにしました。

グローバル移動体衛星通信の世界的リーダーであるインマルサット社は、最新のI-6 F2衛星をSpaceX社のFalcon 9ロケットにて、米国ケープカナベラル航空宇宙軍基地から打ち上げ、成功したことを発表しました。フロリダ州ケープカナベラルから打ち上げられたI-6 F2は、最高速度約40,000km/hで、アフリカ大陸中央部の上空を通過し、今後は、搭載された電気推進システムにより、数ヶ月かけて赤道上空36,000kmの静止軌道に投入される予定です。また、軌道上での厳格な技術試験を経て、2024年に最初のお客様向けの通信接続の提供が予定されています。

I-6 F2は、2021年末に日本の種子島から打ち上げられたツインのロケットI-6 F1に続くものです。これらの衛星は、これまでで最も洗練された商業衛星通信であり、少なくとも今後15年間の間、インマルサットのグローバル・カバレッジサービスを画期的にアップグレードすることになります。I-6 F1は、今年、最初の顧客向けの接続を提供する予定です。
今回打ち上げられた、新たなI-6衛星では、インマルサットのORCHESTRA通信ネットワークにさらなる機能を追加しています。

この優位性を備え、かつグローバル対応の多次元ダイナミックメッシュネットワークの実現により、世界中で移動体通信を可能とする最高の通信容量を保証し、より広範な接続性を再定義することになります。ORCHESTRAは、インマルサットのパートナーや顧客が増大するデータ需要に対応し、自律走行車や空飛ぶタクシーのような将来の新技術に力を与えることができるようにします。
当打ち上げを実際に現地VIP席で目の当たりにした、ロンドン在住のサイモン・シェメティロ氏とレディング在住のクレイグ・アレキサンダー氏の2名は、インマルサットと運営協会が主催した参加者選抜コンテストに英国中から殺到した応募者の中から、両氏は「人工衛星が将来の地球上の生活をどのように向上させるか」について、最も優れた作品を提出し評価され、結果、ティム・ピーク宇宙飛行士によって選ばれました。
インマルサットCEOのラジーブ・スーリは、「今回の打ち上げを実現させてくれた献身的な社員とパートナーに、深い感謝とお礼を申し上げたい」と述べ、また「私たちのI-6プログラムは、6年の歳月を経て完成した。昨夜の打上げは、私たちが大規模なグローバル通信に革命を起こす上で、新たなマイルストーンとなった」とコメントしています。
またスーリは加えて「もちろん、これで終わりではありません。I-6と並んで、私たちは2025年までに、全額出資の技術ロードマップの一環として、さらに5機の先進的な宇宙船を追加する予定です。これにより、2030年代以降も顧客のニーズに応え続け、よりスマートでつながりのある地球を実現するための新しい技術を可能にすることができます。」と示唆しています。

(写真キャプション)ケープカナベラル発射台SLC-40からインマルサット6号機F2衛星を打上げ

インマルサットについて

インマルサットは、世界をリードする革新的で高度、かつ非常に信頼性の高いグローバルな移動体通信を、空、海、陸で提供し、新世代の商業、政府、ミッションクリティカルなサービスを可能にしています。インマルサットは、海事産業のデジタル化を推進し、これまで以上に効率的で安全なオペレーションを実現します。航空業界では、航空機が最大限の効率と安全性をもって飛行できるようにしながら、新しい時代の機内旅客サービスを牽引しています。さらに、インマルサットは、モノのインターネット(IoT)の急速な拡大を可能にし、世界を変えるような技術の次の波を実現することで、コネクテッドソサエティを支え、持続可能な未来の構築に貢献しています。そして今、インマルサットは、世界初の未来の多次元通信ネットワーク「ORCHESTRA(オーケストラ)」を開発中です。
2021年11月、インマルサットとヴィアサットは、両社の統合を計画し、グローバル通信における新たなリーダーを誕生させると発表しました。
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