日本オラクル、「Oracle9i Database」Windows版3製品を出荷開始

日本オラクル株式会社（本社：千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長：新宅正明）は、「Oracle9i Database」のWindows対応版、「Oracle9i Database　Enterprise Edition for Windows」、「Oracle9i Database Standard Edition　for Windows」、そして「Oracle9i Database Personal Edition for　Windows」の3製品を2001年12月21日より出荷開始いたします。

「Oracle9i Database」Windows版は、Windows NT、Windows 2000、Windows　XP Professional Edition（以下Windows XP）に対応しています。既に10月1日より出荷開始されたUNIX対応版同様、「Oracle 9iFS」も標準装備し、インターネットに対応し多彩なコンテンツの管理機能に優れたファイルシステムが構築できます。また、24時間365日止まらないシステムに不可欠な「Oracle9i　Real Application Clusters」機能をWindows版で装備可能にしました。同機能は2002年1月下旬より各パートナー企業と協力のもと、順次提供が開始されます。

「Oracle9i Database」Windows版は、大規模システムに必要な機能を搭載した「Enterprise Edition」と、中・小規模システムの需要に適合した機能を充実させてTCO（Total Cost of Ownership）削減に貢献する「Standard　Edition」、デスクトップ用データベース「Personal Edition」で構成され、ユーザはシステム要件や予算に合わせて選択することができます。

価格：「Oracle9i Database Enterprise Edition for Windows」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　120万円/10指名ユーザーより
　　　「Oracle9i Database Standard Edition for Windows」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　16万円/5指名ユーザーより
　　　「Oracle9i Database Personal Edition for Windows」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7万9000円

稼働環境：
　　対応OS：Windows NT、Windows 2000、Windows XP Professional Edition
　　プロセッサ：Pentium 166MHz以上(推奨 Pentium 233MHz以上)
　　メインメモリ：128MB以上(推奨 256MB)
　　HDD：4.64GB(FATファイルシステム)
　　　　 2.89GB(NTFSファイルシステム)
　　　　 ※カスタムインストールの場合選択されたコンポーネントに依存

「Oracle9i」について
「Oracle9i」は、データベース管理システム「Oracle9i Database」と統合型アプリケーションサーバー「Oracle9i Application Server」で構成されるITシステムの基盤ソフトウェアです。データの安全性、保持性に優れたシステム環境を確保し、企業システムに求められる幅広いニーズに対応します。

「Real Application Clusters」機能について
前バージョン「Oracle8i」から採用された「キャッシュフュージョン」アーキテクチャに基づく新しいデータベース・クラスタリング機能です。従来のデータベース・クラスタリング機能では、ノード数の増加に従ってノードあたりの性能に劣化が生じていましたが、この新機能によりノード数の増加に対して正比例した性能を確保することができるようになります。「Oracle9i Real　Application Clusters」によるノードの追加は単にシステム全体の性能向上をもたらすだけではなく、単一もしくは複数のノードの障害が発生しても、残りのノードで運用が継続できることで信頼性の向上をもたらします。

■本件に関する報道関係お問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部　玉川
プレスルーム　http://www.oracle.co.jp/press/

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