【『MIGACOT(ミガコット)』昼歯みがき推進プロジェクト　第4弾】コロナ禍で「昼歯みがき」に期待することは「口内を清潔・衛生的に保てること」　都内オフィスビルで1,704人が「昼歯みがき」に挑戦！

2021-07-13 11:00

　ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川正純)は、むし歯や歯周病からお口を守るために、1日3回、食べたら歯をみがくことを提案しています。当社は、「昼歯みがき」(昼食後の歯みがき)を広めることを目的に、様々な職場のみなさんと「昼歯みがき」に取り組むプロジェクトを進めています。今回は、都内のオフィスビルで働く方々を対象に、2020年11月～12月にかけて実施した結果をご紹介します。

プロジェクトの概要

　様々な職場のみなさんを対象に、昼食後の「昼歯みがき」に取り組んでいただくプロジェクトです。
　本プロジェクトに参加いただく職場のみなさんには、当社のコップ付きオーラルケアセット『MIGACOT(ミガコット)』をお渡しし、「昼歯みがき」を行うきっかけを提供します。スタート後、一定期間経過した後、アンケートを実施し、「昼歯みがき」の実施状況や気持ちの変化をうかがい、「昼歯みがき」の定着をめざします。

都内オフィスビルでの取り組み

2020年11月から、都内オフィスビルで働く人を対象に、希望者1,704名に本プロジェクトに参加いただきました。2020年12月にアンケートを実施し、595名の方から回答を得ました。

都内オフィスビルにおける参加者アンケート結果

(1)プロジェクト開始前から「昼歯みがき」を習慣化していた人は53％
　プロジェクトに参加していただいた都内オフィスビルで働く方々(以下、参加者)のうち、「昼歯みがき」を習慣化していたのは53％でした。当社が2018年にオフィスで働く20～50代男女10,000人を対象に実施した調査結果では、「昼歯みがき」を習慣化している人は40％でした。これと比較すると、既に習慣化している人が多い結果となりました。

図2　プロジェクト開始前の「昼歯みがき」に対する意識、実施状況(n=595)

(2)「昼歯みがき」で「口の中がスッキリ」を実感！「口腔衛生」を期待！
　参加者は、「昼歯みがき」を行うと「口の中がスッキリする」「リフレッシュできる」などと実感していました。また、「昼歯みがき」に対して期待していることの第1位は「口内を清潔・衛生的に保てる」でした。むし歯予防や口臭対策などではなく、衛生全般を挙げる人が多かったのは、コロナ禍で衛生意識が高まったためである可能性が考えられます。

図3　昼歯みがきを行った感想(n=595,MA)

図4　昼歯みがきで期待できること(n=595,MA)

(3)プロジェクト終了後の「昼歯みがき」継続意向84％！
　参加者の84％が、今後も「昼歯みがき」を「ぜひ続けたい(55％)」・「まあ続けたい(29％)」と答えました。特に、プロジェクト開始前、「昼歯みがき」を行っていなかった人(「意思あり・続かない」、「意思あり・実施なし」、「意思なし・実施なし」計276人)は、93％が「ぜひ続けたい」と答えました。

図5　今後の昼歯みがき継続意向(n=595,SA)

都内オフィスビルのプロジェクトを終えて

　今回のプロジェクトでは、半数を超える人が、プロジェクト開始前から既に「昼歯みがき」を習慣化していました。習慣化していた人にとっては、改めて「昼歯みがき」について考えるきっかけになったようでした。また、「昼歯みがき」をしようと思いながらなかなか続かなかった方や、これまで行っていなかった方にとっては、「昼歯みがき」にチャレンジするきっかけになったようでした。
　「昼歯みがき」は、口腔内を衛生的に保つために重要な行動ですが、職場で歯みがきを行う際は、飛沫が飛び散らないよう工夫することや、洗面所が混みあわないように時間をずらして行うことなどに気をつけることが推奨されています。さらに日本歯科医師会では、飛沫を飛ばさないように留意した「口閉じ歯みがき」も紹介しています。
　新しい働き方、新しい生活様式の中で、新型コロナウイルスへの感染防止を呼び掛けながら、当社は引き続き「昼歯みがき」を支援する活動を行ってまいります。