直木賞作家・島本理生のすべてがわかる! 電子書籍オリジナル『島本理生のすべて』 8月24日(金)発売開始!
文藝春秋電子書籍編集部では、8月24日(金)、島本理生さんの直木賞受賞を記念して『第159回直木賞作家 島本理生のすべて【文春e-Books】』を電子書籍で発売いたします。
島本ファンの方も、『ファーストラヴ』を読んだ方・まだ読んでいない方も、島本さんの新たな一面を発見できる内容です。
第159回直木賞受賞作に輝いた『ファーストラヴ』。
父親殺しの女子大生と臨床心理士を描いた作家・島本理生は、一体どのような人物なのでしょうか?

17歳という若さで作家デビューした島本さんは、これまで芥川賞に4回ノミネートされています。『夏の裁断』が芥川賞候補となった選考会後には、「今後はエンターテインメント誌でがんばります」と表明。その宣言から3年後、直木賞候補2回目での受賞を果たしました。
『ナラタージュ』『リトル・バイ・リトル』『夏の裁断』など、女性を主人公にした作品を多く書かれる島本さん。芸能界でも根強いファンが多く、元SKE48・松井玲奈さんもその一人。
今回の電子書籍コンテンツでは、島本さんと松井さんの記念対談や、松井さんの特別寄稿「『ファーストラヴ』の生々しさ」も収録されています。

島本さんと松井さんによる記念対談の様子。二人のカラーグラビアは電子書籍限定です。
松井さん「『ファーストラヴ』には、登場人物が記憶に強くとどめている“ファーストインプレッション”がたくさん描かれていますよね。恋愛でも、恋愛以外の人間関係でも、初めて出会った人や出来事が、お互いに繋がっていくのかな、と思ったんです」
島本さん「私、人に会った時に、初対面の印象が強く残るんです。初対面だけで好き嫌いが決まってしまって、それがそのまま変わらなかったりすることも。だから、ファーストインプレッションが描かれているというのは、作者の私の無意識が出ているのかもしれません」
