CYFIRMA、脅威ディスカバリーとサイバーインテリジェンスを 提供するプラットフォームをAWS Marketplaceにて提供開始
CYFIRMAがAWS ISV Accelerateプログラムに参加、 全世界でDeCYFIRとDeTCTがサブスクリプション利用可能に
シンガポール- 2021年8月17日 - Goldman Sachs、Zodius Capital、Z3 Partnersが出資する脅威ディスカバリー&サイバーインテリジェンスプラットフォームを提供するサイファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、以下 CYFIRMA)は本日、主要製品のDeCYFIRとDeTCTの両製品がAWS Marketplaceで利用可能となったことを発表します。アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)は、お客様のアプリケーションに向け高度なセキュリティ、レジリエンス、有用性を備えたインフラストラクチャ構築を支援するために設計された、クラウドサービスを提供しています。DeCYFIRとDeTCTにより、進展する外部の脅威情勢を可視化するセキュリティ機能を提供します。
更に、CYFIRMAはAWSが提供するIndependent Software Vendor(以下、ISV) Accelerateプログラムに加入しました。同プログラムはCYFIRMAに対し、AWSの営業チームと共に全世界のAWSユーザーに容易にアクセス可能とするなど、共同販売のサポートやメリットを提供します。
DeCYFIRは、パーソナライズされた予見的なインサイトによりビジネスを強化するために設計された、脅威ディスカバリー&サイバーインテリジェンスプラットフォームです。お客様に対するデータ侵害やサイバー攻撃を防ぐために、DeCYFIRは体系的なアプローチにより迅速に脅威を検知し、財務的損害やブランドダメージを回避するための対応策をとることを支援しています。SaaSベースでエージェントレス型の当プラットフォームは2時間以内で設定と運用開始が可能、お客様に対し24時間以内に自社の脅威情勢に関するインサイトを提供することができます。
「DeCYFIR」は、お客様のビジネスに影響を与える可能性のある、サイバー攻撃者による攻撃の予兆やシグナルを探索するために、ダークウェブ、ハッカーフォーラム、クローズドコミュニティを監視し、外部の脅威環境を可視化します。
DeCYFIRは単一のプラットフォームで脅威ディスカバリーとサイバーインテリジェンスのコアとなる6つの領域をカバー、AWSが持つ強固なセキュリティ機能やサービスをさらに強化します。
● 攻撃対象領域のディスカバリー:外部に公開されているIT資産をディスカバリーし、シャドーITや設定不備などによるサイバーリスクを軽減します。
● 脆弱性インテリジェンス:外部公開システムや内部で利用しているIT資産の脆弱性評価を支援します。セキュリティ管理者が脆弱性管理プログラムを効果的に展開し、適切なセキュリティコントロールが適用されることを支援します。
● ブランドインテリジェンス: お客様のブランド、知的財産(IP)、経営層のプロファイルを悪用のリスクから保護します。DeCYFIRはなりすまし、データ侵害、漏洩を明らかにし、管理者がブランドへの攻撃を認識した時点で迅速にその被害を是正するための行動をとることを支援します。
● デジタルリスクディスカバリー:防衛者側が自社のリアルタイムなデジタルフットプリントを認識し、ダークウェブ、サーフェスウェブやソーシャルメディアにおけるシステム脆弱性やデータ侵害を発見することを支援します。
● 情勢認識: お客様の正確な意思決定を支援します。DeCYFIRにより、お客様業界のサイバートレンド、利用しているテクノロジーについての実行可能なインサイトを提供。また、提供される脅威インテリジェンスが常にお客様がビジネス展開を行う国・地域に関連するようにデザインされています。
● サイバーインテリジェンス: お客様の潜在的な脅威となりうる、脅威アクター(WHO)、動機(WHY)、攻撃対象(WHAT)、準備状況(WHEN)、攻撃方法/TTP(HOW)からなるサイバー脅威インテリジェンスを提供します。これらのインサイトに基づいて、お客様は有効な防衛戦略を実行することができます。
「DeTCT」は、自社のリスクスコアとハッカビリティスコアを提供するデジタルリスク保護プラットフォームです。これにより、セキュリティ管理者が自社のセキュリティプロファイルに関するリアルタイムのインサイトを獲得することを支援します。DeTCTはお客様の潜在的な攻撃対象領域を特定、脆弱性やブランドインテリジェンスを提供、データ侵害やデータ漏洩、お客様のドメインやSNSに関するなりすましを事前に検知することで、セキュリティ強化に向けた対策の優先順位付けを支援します。
DeCYFIRとDeTCTがマーケットプレイス上で利用可能となったことにより、お客様はサイバー攻撃から自社を防衛するために、脅威インテリジェンスを活用してクラウドセキュリティをさらに強化することが可能となります。
三菱自動車工業株式会社の管理本部情報セキュリティ室長、山根 義則氏は次のように述べています。「お客様の安全と情報を守ることは弊社の最優先事項です。近年増えているサイバー攻撃への備えとして、サイバーセキュリティに関する脅威情報を収集し分析するにあたって、CYFIRMAは最適なパートナーであると確信しています。DeCYFIRは弊社のサイバーセキュリティ態勢を大幅に強化するプラットフォームとして、重要度の高い早期警戒に関するインテリジェンスを事前に提供してくれるため、セキュリティチームは、攻撃対象領域と脆弱性を早期に特定し、先手を講じることでリスク軽減に向けた対応策を迅速に実行することが可能になります。」
Zuellig Pharmaの技術部門のVice PresidentであるMike Brewsterは次のように述べています。
「治療薬を最も必要とする患者様に確実にお届けするという企業ミッションに基づき、最先端の冷凍管理設備を保有、運営し、また革新的でデジタル化されたプロセス管理により温度に敏感な薬剤を管理しています。このように急速に変化するヘルスケア業界の脅威情勢は、ヘルスケアや製薬企業がデジタルトランスフォーメーションを推進する過程において、より一層ダイナミックな手法でサイバーセキュリティを管理、展開する重要性を示しています。DeCYFIRは弊社を標的とする悪意ある活動に関しリアルタイムのインサイトと早期警告を提供し、サイバーリスク対策を効果的に支援してくれます。」
AWSのASEAN地域担当ディレクター、Conor McNamaraは次のように述べています。
「弊社ではセキュリティを常に最優先事項に掲げています。広範かつ充実したクラウドセキュリティサービスを提供できることが、ミッションクリティカルなワークロードにAWSクラウドが選ばれる理由だと考えています。クラウドネイティブなセキュリティサービスを強化するために、AWSは今日利用可能な、最も包括的なセキュリティオファリングをお客様に提供できるパートナーコミュニティの構築にコミットしています。AWS MarketplaceはASEAN地域のISVが国際的にスケールすることを支援しており、今回CYFIRMAのサイバーセキュリティプラットフォームが追加されることで、数百万のAWSのお客様がメリットを享受できるようになったことを嬉しく考えています。」
CYFIRMAのファウンダー兼CEOのKumar Riteshは次のように述べています。
「インターポールによると、僅か1年余りの間でサイバー脅威は倍増し、多くの企業がサイバーセキュリティ態勢や管理方法の見直しに迫られてきました。今回、AWSマーケットプレイスにおいて弊社の主要製品であるDeCYFIRとDeTCTの提供を開始することにより、世界中の企業がクラウドセキュリティ強化を支援できるようになったことを大変うれしく思います。DeCYFIRにより、ハッカーの攻撃、動機、キャンペーン、攻撃方法を関連付け、お客様に対する脅威情勢の全貌を単一プラットフォームで全方位的に可視化します。これによりお客様がインテリジェンスハンティングやアトリビューションを効果的に展開するために必要なセキュリティに関するインサイトを獲得することを支援します。またDeTCTが提供するリアルタイムのデジタルリスクプロファイルにより、ビジネス上で要求されるリスク状況を可視化し、サイバー態勢の改善に向けた対策を実行することができます。」
CYFIRMAについて
CYFIRMAは脅威ディスカバリー&サイバーインテリジェンスプラットフォーム企業です。サイバーインテリジェンスを攻撃対象領域のディスカバリーおよびデジタルリスク保護と組み合わせることにより、予見的でパーソナライズされた、また必要なコンテキストを含む、アウトサイドインおよびマルチレイヤーのインサイトを提供します。クラウドベースの、AIとMLを活用した分析プラットフォームを活用し、お客様がサイバー攻撃の計画段階で潜在的な脅威をプロアクティブに特定できるよう支援しています。ハッカーの視点と外部のサイバー情勢に対する深い洞察を提供する独自のアプローチにより、お客様が迫りくるサイバー攻撃に適切に備えることをサポートしています。
CYFIRMAは数多くのFortune 500企業と連携しており、米国、日本、シンガポール、インドにオフィスを構えています。
※アマゾン ウェブ サービス、AWS、およびAWS MarketplaceはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
公式サイト: https://www.cyfirma.jp/ (日本語)
https://www.cyfirma.com/ (英語)