三重県出身「本居宣長」をテーマにしたイベントを開催
●宣長サミット【10月14日(土)・三重県総合文化センター多目的ホール】 ●本居宣長展【9月30日(土)~11月26日(日)・三重県立美術館】
三重県(知事:鈴木英敬)は、松阪市出身の国学者で、三重を代表する偉人・本居宣長(1730ー1801)の功績や魅力を通じ、みえの文化を再認識する機会とするため、平成29年10月14日(土)に三重県総合文化センター多目的ホールにて「宣長サミット」を開催します。
また、三重県立美術館では開館35周年記念企画第3弾として、平成29年9月30日(土)から11月26日(日)にかけて、「本居宣長展」を開催します。
●宣長サミット
3. 内容:
◆オープニングやちまた混声合唱団:宣長の子孫・長世が作曲した童謡や
宣長のことを書いた歌を合唱します。
◆あいさつ:三重県知事 鈴木英敬、
文化庁地域文化創生本部事務局長 松坂浩史氏
◆基調講演(13時40分から14時20分まで)
テーマ:「現代に生きる宣長―伊勢志摩サミットのレガシーとして―」
講師 : 寺島実郎氏(一般財団法人日本総合研究所 会長)
◆パネルディスカッション(14時30分から15時45分まで)
テーマ:「今、なぜ、宣長か」
コーディネーター:池田雅延氏(元新潮社編集者)
パネリスト:田中康二氏(神戸大学大学院教授)、
ピーター・J・マクミラン氏(翻訳家)
森瑞枝氏(國學院大學他兼任講師)、
吉田悦之氏(本居宣長記念館館長)
4. 定員:先着350名(事前申込要)
5. 参加費:無料
6. 申込方法:
お名前(ふりがな)、郵便番号、ご住所、お電話番号、ご参加人数、
参加者全員のお名前を以下の方法によりお知らせください。
・往復はがき:〒514-8570
三重県津市広明町13番地 三重県環境生活部文化振興課 宛
・インターネット:(三重県電子申請・届出システム)
https://www.shinsei.pref.mie.lg.jp/uketsuke2/dform.do?acs=norinaga
※申込期限:平成29年10月4日(水)まで
(往復はがきによる場合は、当日消印有効)
※定員に達し次第、受付を終了します。
7. その他:
宣長サミットは、関西元気文化圏推進フォーラム「文化芸術の再発見」の一環として開催します。これは「関西から日本を文化で元気にしよう」という「関西元気文化圏」の取組として、伝統的な文化芸術から近現代の文化芸術まで豊かに共存する関西の文化を新しい視点から考えることを目的に関西各地で開催されており、今回で10回目となります。
8. 主催:
関西観光本部、関西元気文化圏推進協議会、三重県生涯学習センター、三重県
●三重県立美術館開館35周年記念3「本居宣長展」
宣長十講受講証をご提示いただくと団体割引料金となります。
また、本居宣長記念館で三重県立美術館「本居宣長展」観覧券
(半券可)をご提示いただくと団体割引料金でご入館いただけます。
【参考】本居宣長について
本居宣長は、三重県松阪市出身で、江戸時代に活躍した国学者です。生涯のほとんどを松阪で過ごし、古事記や源氏物語などの古典研究を通して、日本人の世界観・価値観を探究しました。
宣長は、木綿商に生まれ、医者を生業としながら、全国に500人以上の門人を抱え、5人の子どもをもつ父親でもあり、国学の分野に止まることのない多様な活動は、近年ますます高く評価されており、知れば知るほど魅力に満ちた人物です。