「痩せるとバストが貧相に…だから食べちゃうんです」ダイエットを繰り返す30代女性は脂肪注入で変われるか?

2021-05-10 17:00

人気の豊胸術「脂肪注入法」で、リバウンド続きだったダイエット人生に終止符を打った女性がいます。

現在、34歳の八田さん(仮名)。試したダイエットは、代表的なものだけでもフルーツダイエット、ゆで卵ダイエット、玄米ダイエット、エゴマ油ダイエット、黒酢ダイエットなどなど。さまざまなダイエット法にチャレンジしてきましたが、結果を出せず苦しんだそうです。

そんな彼女が30歳を過ぎてから巡り合ったのは 、発想を180度転換をした痩身法でした。理想のボディラインを手に入れた八田さんの、20年にわたるダイエット歴史を振り返ってみましょう。

小学生のときから、ダイエットを繰り返してきた30代女性

きっかけはTVの顔痩せの特集だった

八田さんが初めてダイエットに挑戦したのは小学校6年生のときでした。

たまたまTVで特集していた「顔痩せ」の番組がきっかけでした。そこには、どう見てもまったく太っていなくて、顔の小さいタレントさんが出演していました。そして「頬の肉が気になって…」と悩んでいる素振りを見せたのです。

その様子をみたときに、「女性というのは、この人より痩せないときれいだと思ってもらえないんだ」と考えたといいます。

そこから自分も顔痩せしようと、マッサージをしたり、むくみをとって顔痩せに効果があると紹介されていた海藻類をたくさん食べるようにました。

毎日1時間の入浴。塩もみにラップパック…

顔痩せがきっかけで、次々にダイエットにはまっていった八田さん。中学時代は自分の太ももが人より太いと感じ、下半身痩せにはまりました。

お風呂に毎日1時間入ってマッサージ、塩を塗ってラップパックも続けました。食事は体内の水分コントロールをする意味で、納豆、バナナ、アボカドを積極的に食べていました。

15㎏もの体重差を行き来していた高校時代

高校生になると、体質のせいか体重が増えやすくなっていきました。体重が増えると食事を抜き、ある程度減ると甘いものをたくさん食べてしまう、いわゆるリバウンドを繰り返してしまいます。身長157㎝に対して、最大で65㎏、最低で50㎏という振れ幅。そんな八田さんの様子に家族も心配していました。

とくに母親は「そんなに痩せたり太ったりしていると、拒食症とか過食症だと近所の人に思われてしまう」と世間体を気にした発言をしていたそうです。

痩せるとバストがしぼみがち。どうしたらいい?

男性のような胸に嫌悪感

体重のほかに、バストの大きさも八田さんの悩みのタネでした。肩幅が広く骨格が太いわりに、バストが小さかったのです。「男の人の胸みたい」と自分の胸に嫌悪感を抱き、人前で薄着になるのを嫌っていました。

しかも、ダイエットをするとバストはますます小さくなっていきます。それが嫌で食事量を増やすとバストは少しだけバストも膨らむのですが、当然、体重も増えてしまいます。

この頃は、ヨーグルトダイエットや玄米ダイエット、黒酢ダイエットにはまっていたそうです。しかし、どれも中途半端でやめてしまうために、はっきりした効果は得られず、自分の適性体重もわからなくなっていたそうです。

日に何度も体重計に乗るダイエットオタクに…

大学生、そしてOLと、大人の階段を上がっても、八田さんのダイエット癖はなおりませんでした。一日に何度も体重計に乗り、10グラムの増減に一喜一憂することもありました。

体重の変化が激しいので、服装にはとても困ったそうです。この頃にはダイエット食品やサプリメントにもたくさん手を出していましたが、効果はいまひとつ。もっとも困ったのは服装だったそうです。体型がコロコロ変わるので、結局は太っているときの体型に合わせた服を着ていることが多く、自分が惨めで仕方なかったと振り返ります。

痩せたり太ったりする娘を親は理解してくれなかった

20代はOLをしながらダイエットが趣味のような生活。実家暮らしだった八田さんは、母親から「恥ずかしいから一人暮らしをしたら?」と何度も言われたそうです。

八田さんの実家は名古屋の旧家で、近所の目を意識した生活を送るのが常でした。買い物は高級スーパーまで行くのが決まりで、七五三などの記念写真は老舗の写真館で撮っていました。母親は同居していた義理母、八田さんにとっては祖母の機嫌を損ねたくなく、八田さんに対しても「家族の顔に泥を塗るようなことはしないで」と口酸っぱく教えていました。

20代後半になっても結婚の「け」の字も感じさせない八田さんに、母親の堪忍袋の緒が切れるのも仕方ない、という自覚はあったそうです。

しかし、一人暮らしをすれば、ダイエットやそれに伴うサプリメントに使うお金が足りません。親に無心すればお金はもらえたかもしれませんが、それも悔しくて実家暮らしを続けました。

気になるところの脂肪をとり、バストに入れる…一石二鳥の豊胸術で、すべてが解決!?

ぽっちゃりでAカップだった友人が、セクシーボディに変身していた

30歳を過ぎて、さすがに八田さん自身もこのままでは自分は一生独身、彼氏もできないまま終わってしまうと焦り始めます。

どうにかして満足いくボディラインに整えて、ダイエットの呪縛から解き放たれたいと考えたそうです。

そんなとき、偶然出くわした大学時代の友人のボディラインに八田さんは驚かされます。以前の友人は、小柄でぽっちゃりタイプ。でもバストが小さくて、お互いを「貧乳フレンド」と呼んでいたくらいです。

ところが、久しぶりに見た友人の姿はまったく違っていたのです。スレンダーなボディに、Dカップ以上はありそうなバスト。セクシーさが溢れていました。

あまりの変化に言葉が出ない八田さんに、「すごいでしょ~」と友人のほうから、スタイルの変化の経緯を話してくれました。

「脂肪吸引+豊胸」で理想の体を手に入れた友人

その友人は南クリニック名古屋院の患者さんでした。さまざまなダイエット法を試したけれど、ウエストとヒップの脂肪が取れず、痩身術を受けたいと相談に来られました。

バストの大きさも悩みだということで「どうせ脂肪を吸引するなら、その脂肪を使ってバストを大きくしてみては?」と、担当医師がアドバイスをしたそうです。

その結果が、今のセクシーな姿だと知り、八田さんは興味深々。ただ、母親は絶対に許してくれないだろうな……と予測できました。世間体を気にする母親が、突然、娘の見た目が変わることなど認めてくれるはずがありません。

そこで、八田さんは実家を出る決意をしました。それまで飲んでいた高級サプリメントの購入をすべてやめ、ボーナスが支給されたタイミングで一人暮らしを開始したのです。前々から「家を出ろ!」と言っていた母親は一切反対することなく送り出してくれたそうです。

太もも、ヒップ、ウエストの脂肪をバストへ注入

ようやく八田さんの脂肪注入法の施術日が来ました。緊張の面持ちで現れた八田さん。太もも、ヒップ、ウエストと広範囲から脂肪を吸引し、バストはDカップを目指して脂肪を注入していきます。

問題なく施術が終わり、約1カ月後の診察時には、見違えるようなスタイルに変身していました。

「今思えば、自分はダイエットという言葉に振り回されて、実際に体のためになることは何一つできていなかったように思います。こうして見違えるようなボディを手に入れられて、人生が変わりました」

八田さんはそんな感想を語ってくれました。「ダイエットしなければ」と常に考えている人は、美味しいものを食べても幸せを感じられませんし、スポーツも痩せるためであって楽しむものになりません。ですから、とても損をしていると思います。

これからは美味しく食事をいただき、体を動かすことにも幸せを感じ、ファッションも存分に楽しんでもらえることでしょう。

南クリニック 院長:南晴洋

南クリニック 院長:南晴洋

京都第二赤十字病院形成外科勤務、大手美容外科院長を経て1997年 南クリニック開業。創業以来、豊胸に力を入れている。注射で豊胸を行う「成長再生豊胸」を海外の学会でも発表。

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