Colt、台湾の3つの取引所にてフルホスティングサービスを提供 TWSEの連続取引導入に伴う需要増大に対応
東京発 広帯域ネットワーソリューションの大手プロバイダー、Coltテクノロジーサービス株式会社は本日、台湾証券取引所(TWSE)が2020年3月23日に連続取引を導入したことにより増大する需要に応え、台湾の3つの取引所でのフルホスティングサービスの提供開始を発表しました。Coltは、アジア、ヨーロッパおよび米国など他の市場でも同様のサービスを提供しており、ホスティング、取引所でのコロケーションサービスや、低遅延ネットワークサービスの提供で市場のリーダーとなっています。
Colt は、外国資本の会社として、台湾でマーケット・データ、およびネットワークサービスを提供する認可を受けた唯一のベンダーとして、2019年8月に開設された台湾の板橋(Banqiao)プロキシミティデータセンター内でフルホスティングサービスを提供します。これにより、Coltはコロケーション、ハードウェアホスティング、コネクティビティおよびマーケット・データ(Raw形式およびノーマライズ形式)サービスをTWSE、TAIFEXおよびTPEx取引所への接続を必要とするお客様にワンストップで提供できるようになります。また、お客様の必要に応じた通貨での契約・支払いにも柔軟に対応します。Coltはリモートハンズやメンテナンスサービスなど現場でのサポートを含む全てのサービスを英語で提供しており、海外の企業にとっては、言語や通貨、台湾現地の法律に頭を悩ませることなく取引ができるため、市場への参入障壁が大きく下がるというメリットがあります。
さらにColtは、低遅延かつ信頼性の高いサービスを提供する金融エクストラネット(Colt PrizmNet)を有しており、グローバル規模で戦略的にデザインしたネットワークを通し、台湾の3つの取引所のマーケット・データを金融市場のコンテンツプロバイダーへ提供します。さらに、既設の超低遅延ネットワークを活用し、日本取引所(JPX)、香港取引所(HKEX)、シンガポール取引所(SGX)などへの直接接続ソリューションも提供しています。
TWSEは、3月23日からの連続取引モデルの導入により、取引効率、情報の透明性が向上すると公表しています。また同日以降、現行の指値注文に加えて、IOC(一部あるいは全数量の即時執行)注文およびFOK(全数量執行条件)注文など多様な注文方法を提供できるようになります。この変更により、TWSEは世界中の主要市場で一般的に利用されている国際標準に沿った取引制度を導入し、より多くのお客様を引き付けることができると期待しています。
Coltのアジアヘッドおよび代表取締役社長の星野真人は次のようにコメントしています。「Coltは、金融業界の要件に合わせて事業を進化させています。当社はマーケットビジョナリーとして、より大きな価値を創造するサービスを市場でもいち早くお客様に提供しています。TWSEの発表を受けて、今後案件が増大していくと期待しています。」
Colt について
Coltは、先進的な広帯域ネットワークサービスの提供によって顧客のデジタル・トランスフォーメーションを実現するリーダーです。Colt IQ ネットワークは、ヨーロッパ、アジアおよび北米の主要都市にて900以上のデータセンターおよび27,500以上の商用ビルを接続しており、さらに拡大し続けています。
またColtは、これまでカスタマー・ファーストの理念に基づいてサービスを提供し、多量のデータを扱う企業を中心に、30ヶ国以上、213都市以上に拠点を置くお客様より高い評価を頂いているほか、SDN(Software-Defined Network)とNFV(ネットワーク機能仮想化)分野における革新的かつ先進的な企業としても広く認知されています。
Coltは業界でも安定した財源基盤のもと、競争力の高い価格で最良のカスタマー・エクスペリエンスを提供しています。
詳細についてはColtのウェブサイトをご覧ください。 https://www.colt.net/ja/