SVP注目市場分析 「ロボット(介護ロボット)」12/6 公開

~日本が強みを持つロボット技術、介護現場にも有効活用~

 会員制マーケットリサーチサービスを提供している、株式会社SVPジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 雅、以下「SVPジャパン」)は、本日、SVP注目市場分析レポートの「ロボット(介護ロボット)-国内市場の現状と将来展望-」について会員企業向けに公開いたしました。

■ロボット(介護ロボット)の国内市場

 介護ロボットの市場規模は、2022年の実績として金額ベースで約180億円、台数ベースで約9,000台強であったと推定される。2020年は、コロナ禍で設備の新規導入や更新が滞ったこと、メーカーの営業活動が自粛された影響から、介護ロボットの市場も縮小したが、2021年には持ち直し、22年も市場の拡大が続いた。
 種類別にみると、金額ベースでは、販売価格が500万円を超える高額な製品も多い入浴支援ロボットが90%を占める。数量ベースでは、装着型の移乗支援ロボットの導入が伸びており、入浴支援ロボットと並び、全体の40%以上を占めるに至っている。

■ロボット(介護ロボット)の市場概況

 2011年に、政府による介護ロボットの支援事業が開始され、2010年代半ばに、現在の経済産業省と厚生労働省による支援事業が整備された。以後、支援を受けたメーカーによる介護ロボットの開発と、老人ホームなどの介護施設や病院などによる介護ロボットの導入が進んでいる。
 しかし、現時点では、介護ロボットの普及率はまだ低い。普及率が低い最大の要因は、導入予算の不足や、ロボットの有効性に対する懸念などが挙げられる。介護ロボットは、総じて、数十万円~数百万円の高額な導入コストがかかる製品が多い。
 実際の導入では、各都道府県に設置された地域医療介護総合確保基金を利用した補助金を活用するケースが多くなっている。メーカーにおいても介護現場のニーズを把握し、導入コストにより見合ったロボットを開発し、運用の支援を含めてサポートを提供することが重要となっている。

■本レポートの構成

Ⅰ.市場の定義
Ⅱ.市場動向
Ⅲ.市場規模・予測
Ⅳ.マーケットシェア
Ⅴ.参入企業の動向
Ⅵ.業界構造

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■SVPジャパンについて

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 2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。

《会社概要》
社名: 株式会社SVPジャパン
代表取締役: 橋本 雅
所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日: 1974年7月1日
事業内容: 会員制のビジネス情報提供サービス
URL: https://www.svpjapan.com/


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