TOSEI、病院向け高温水洗濯乾燥機を発売 コロナウイルスなど感染症の消毒手順に準拠
株式会社TOSEI(代表取締役社長:谷嶋 和夫、以下「TOSEI」)は最高93度の温水を使用する洗濯乾燥機を病院などの施設向けに再発売しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で、ウイルスが付着した恐れのあるリネン類などを洗濯・乾燥できる装置の需要が高まっています。当製品は感染症対策として示されている「80度の熱水で10分間消毒後に洗浄」という消毒方法に準拠した装置で、今後は病院などの施設向けに販売していく方針です。
今回発売する洗濯乾燥機SKH-2010はボイラーの蒸気を用い、93度の温水で洗濯します。洗濯ドラム内には水温と水位を測るセンサーがあり、常に設定した温度と水位を保ちながら洗濯することができます。
厚生労働省は重症急性呼吸器症候群(SARS)や鳥インフルエンザやエボラ出血熱、ペストなどの感染症について80度の熱水でリネン類を10分間、消毒するよう手引きで示しています1。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についても、国立感染症研究所がリネンに関して同様の消毒をするよう促しています2。SKH-2010は最高93度の温水で30分洗濯することができます。
昨今の感染症拡大を受け、TOSEIは以前発売していたSKH-2010を再発売することとなりました。
*1 出所:厚生労働省の感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きについて
https://www.mhlw.go.jp/content/000548441.pdf#search=%27%E6%B6%88%E6%AF%92%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D%27
*2 出所:新型コロナウイルス感染症に対する感染管理
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-01-200407.pdf
TOSEIについて
1950年創業のTOSEIは現在、業務用クリーニング機器と真空包装機の製造・販売を手掛けています。TOSEIはコインランドリー向けの大型洗濯乾燥機や集中精算機を業界で初めて製造・販売してきました。国内の自社工場ですべての製品を製造していることから、時代のニーズに対応した高品質の製品を機動的に提供できることが強みとなっています。品質や製品力などが支持され、コインランドリー用の大型洗濯乾燥機(10kg以上)と卓上型の真空包装機で国内シェアNo.1となっております。