μITRON搭載のMCUを用いた高性能GUI/HMIの プロモーション強化のため イー・フォース株式会社とパートナーシップ締結 The Qt Company
部品コストの削減と高品質なユーザーインターフェースの実現を両立。 日本市場向けにMCUソリューションをカスタマイズ、製品の競争力向上をサポート。
2020年9月1日- The Qt Company(本社：フィンランド エスポー、日本オフィス：東京都千代田区、日本オフィス代表：Dan Koo)は、日本の製造業において多用されているマイクロコントローラー向けカーネル仕様「μITRON」に対応するリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)を提供するイー・フォース株式会社(以下、イー・フォース社)とパートナーシップを締結したことを発表しました。
The Qt Companyが提供するマイクロコントローラー(マイコン、MCU)を用いて、MCU上でスマートフォンのように鮮やかで直感的なGUI/HMIを実現するソリューション「Qt for MCUs」のμITRON4.0への対応を機に、μITRON搭載のMCUを用いた高性能GUI/HMIのプロモーションで協働を進めます。
イー・フォース社 代表取締役 與曽井 陽一氏は次のように述べています。「μC3はRTOSとして幅広いアプリケーションで活用いただいており、以前から使いやすいGUI/HMIを求める声が多くありました。この度、The Qt Company社とのパートナーシップ締結により、GUIを求めていたお客様に最適なソリューションを提供できることを嬉しく思います。今後も連携を強化し多くのお客様の製品開発をサポートさせていただきたいと考えています。」
また、The Qt Company 日本オフィス代表 Dan Kooは「MCUで部品コストを抑えながら、タッチインターフェースを搭載したカラフルで滑らかな高性能GUI/HMIが実現できれば、ファクトリーオートメーション、自動車、家電、医療などあらゆる業界のデバイスの使いやすさが飛躍的に向上すると考えています。イー・フォース社とのパートナーシップ、μITRONへの対応でより多くの日本企業にQt for MCUsをご利用いただき、製品の競争力強化のお役に立ちたいと考えています。」と述べています。
パートナーシップの発表と同時に、イー・フォース社およびThe Qt CompanyはGUI/HMIを作成する方法の簡単な説明と、両社のソリューションを紹介するオンデマンドウェビナーを共同で発表しました。
ウェビナー
イー・フォース社の提供する「μC3」は、無償評価版や製品ガイドがいつでもダウンロード可能です。ご希望の場合は https://www.eforce.co.jp/download/ よりダウンロードをお願いします。製品やライセンスの詳細に関するお問い合わせは info@eforce.co.jp までお気兼ねなくお問い合わせ下さい。
The Qt Companyの提供する「Qt for MCUs」はダウンロード、評価、購入が可能です。評価ライセンスをご希望の場合は https://www.qt.io/jp/download_short よりお申込みください。μITRONベースのMCUでの利用について詳細をご希望の方は03-6264-4500または japan@qt.io までお気軽にお問い合わせください。
イー・フォース株式会社について
イー・フォース株式会社は、IoT機器や組込みシステム向けのパッケージソフトウェア製造・販売を行うソフトウェアメーカーです。μITRON仕様準拠のリアルタイム OS(RTOS)「μC3(マイクロシーキューブ)」ほか、TCP/IP「μNet3(マイクロネットキューブ)」などのネットワーク関連ミドルウェア製品を取り揃え、FA・産業機器、コンシューマ機器や医療用機器など幅広いアプリケーションに利用されています。
https://www.eforce.co.jp/
The Qt Companyについて
Qtグループ(Nasdaq Helsinki：QTCOM)は、70以上の業界で強い存在感を放つグローバルなソフトウェア開発会社で、数百万種類ものデバイスやアプリケーションを支える独自のテクノロジーで業界をリードしています。現在、Qtは世界各国の主なグローバル企業および開発者にご利用いただいており、その独自のテクノロジーを活用することにより、多くのお客様が比類のないユーザーエクスペリエンスを提供しながら、同時に社内のデジタル化を推し進めています。2019年の総売上は5840万ユーロ、従業員数は約340人です。
詳細は https://www.qt.io/jp/ をご覧ください。
