「うんちweek2021」が11月10日~19日開催 小学校等126校2万人以上が排便記録に参加予定
特定非営利活動法人日本トイレ研究所(所在地:東京都港区、代表理事:加藤 篤)は、排泄をとおして健康や生活リズムを整えることを目的に、自分の便の状態を見て、記録することを呼びかける啓発活動「うんちweek2021」を2021年11月10日~19日に実施いたします。うんちweek2021期間中には小学校等126校の児童・生徒2万人以上が排便記録に参加する予定です。
背景・目的
排泄は、食事・睡眠・運動と同様に、生きる上で欠かすことのできない生理的欲求です。しかし、大人も子どもも排泄について学ぶ機会はほとんどなく、便秘などの不調が起こっても軽視される傾向にあります。また、排泄回数や排泄状態に関する基本的なデータが十分ではありません。排泄に関する不調が生活に及ぼす影響は大きく、病気が隠れている可能性もあります。日本トイレ研究所では「うんちweek」の実施により、自分の便の状態を確認し、記録することを呼びかけ、健康や生活リズムを整えるきっかけにしてもらうことを目指します。
実施概要
期間 : 2021年11月10日(いいトイレの日)~11月19日(世界トイレの日)
特設サイト: http://toilet-magazine.jp/unchiweek/ (2021年11月公開)
※2021年10月末までは昨年の特設サイトが表示されます
目的 : 排泄をとおして、健康や生活リズムを整えるきっかけを作る
内容 : 特設サイト等での情報発信、小学校での排便記録の実施等
主催 : 特定非営利活動法人日本トイレ研究所
協力 : ウンログ株式会社
協賛企業 : EAファーマ株式会社、小林製薬株式会社、
株式会社ビー・エス・ケイ、カルビー株式会社、
協和化学工業株式会社、株式会社ケンユー、野村乳業株式会社、
株式会社はくばく(順不同)
実施内容
(1) 特設サイトの開設
特設サイトで情報発信を行います。内容は以下の通りです。
うんちweek2021クイズ(下記参照)、うんちの種類の説明、「うんちチェックシート」掲載、うんちweek応援企業の取り組み紹介記事 等
(2) うんちweek2021クイズ
トイレや排泄についてクイズ形式で学ぶ「うんちweek2021クイズ」(全10問)を特設サイトで公開します。
いいうんちをするために大切なテーマ(排便習慣、食事、生活習慣、トイレ環境など)のクイズに答えることで排泄に関する知識を身につけてもらうことを目的としています。
(3) 学生1,050人に聞いた「排泄に関するアンケート調査」(11月10日発表予定)
高校生・大学生等を対象に、「排泄に関するアンケート調査」を2021年9月1日~10月17日の期間に実施し、1,050人に回答いただいたきました。アンケート結果を11月10日に発表します。アンケートでは「排便後にうんちの状態をチェックしますか?」「今現在、自身を便秘だと思いますか?」「自宅で温水洗浄便座を使用しますか?」等、排便や排尿に関する習慣や意識について調査しています。
(4) 小学校等126校・2万人以上の排便記録(12月中旬頃発表予定)
全国の小学校等126校・2万人以上の児童・生徒が11月10日~16日の7日間、排便の有無・便の形状の記録を行う予定です。昨年の記録調査では、便秘傾向の硬い便が10日間のうち2回以上出ていた児童が、集計対象となった5,678人のうち約4人に1人の割合である、24.6%に上りました。今年の調査結果は、2021年12月中旬頃に発表する予定です。
(5) オンラインイベント「うんちweek2021フォーラム 排便・排尿・トイレの悩みにお答えします!」を開催
参加者から事前に寄せられた質問や、学生1,050人に聞いた「排便に関するアンケート調査」で寄せられた質問に、子どもの排便と大人の排便の専門医、泌尿器科医、トイレ文化の専門家からお答えします。
日時: 2021年11月14日(日)14:30~17:30
方法: オンライン(Zoom)
詳細: https://www.toilet.or.jp/studies-forums/unchiweek2021
特定非営利活動法人日本トイレ研究所
「トイレ」を通して社会をより良い方向へ変えていくことをコンセプトに活動しているNPO法人です。近年は「子どものトイレ・排泄環境」「災害時のトイレ・衛生環境」「街なかのバリアフリーなトイレ環境」に力を入れています。
所在地 : 東京都港区新橋5-5-1 IMCビル新橋9F
コーポレートサイト: https://www.toilet.or.jp/