日本オラクル、「Oracle Database Appliance」の最新版を提供開始

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は本日、従来機種と比較して性能を最大2倍に、ストレージ容量を最大3倍に向上した「Oracle Database Appliance」の最新版「Oracle Database Appliance X3-2」の国内提供を開始したことを発表します。

  • オラクル調べ

「Oracle Database Appliance X3-2」は、4ユニットのラックマウント型システムで、「Oracle Linux」が稼働する「インテルXeonプロセッサ E5-2690」を搭載した「Sun x86」サーバー2台、18.8テラバイト(TB)*容量のストレージ1台で基本構成されています。ユーザーはデータ量の増加が見込まれる場合、オプションの拡張ストレージ「Storage Expansion Shelf(ストレージ・エクスパンション・シェルフ)」を接続することで、最大構成で37.6TB**までストレージを拡張可能です。

  • 内訳は、HDDを18 TB、SSD を800 GB搭載
    ** 内訳は、HDDを36TB、SSDを1.6TB搭載

「Oracle Database Appliance X3-2」独自の機能により、サーバーに搭載されているプロセッサ・コアの使用を制限できるため、ソフトウェアのライセンス数を有効利用できます。また、必要なプロセッサ性能に合わせてソフトウェア・ライセンスを追加購入できるため、「Oracle Database Enterprise Edition 11g Release 2」を最小構成で4コアから開始し、最大32コアまで拡張することが可能です。

◆データ管理をシンプルにするエンジニアド・システム
「Oracle Database Appliance X3-2」は、構築やパッチ適用、データベース展開をシンプルなボタン操作で実行でき、障害通知機能の自動化などにより、高可用性データベースの構築・管理に必要とされるコストや負担を軽減すると同時に、特殊なスキルを必要としません。

「Oracle Database Appliance X3-2」は柔軟性が高く、拡張可能なプラットフォームであり、ユーザーは、パフォーマンスを実感できる一方で、使用分に応じてソフトウェア・ライセンスを追加購入できるため、コストを最小化し、価値を最大化することができます。

高可用性データベースに必要なハードウェア・コンポーネントをコンパクトに収めているため、データベース・システムを容易に運用・管理できるだけでなく、消費電力や空調設備を削減し、所有コストを削減する一方で、費用対効果を向上します。

●「Oracle Database Appliance X3-2」の仕様
・プロセッサ:「インテルXeon Processor E5-2690 」 4個、32コア搭載
・メモリ容量:512GB
・ストレージ容量:18.8TB(拡張時、37.6TB)
・サイズ:4ラックユニット(拡張時、6ラックユニット)

●「Oracle Database Appliance X3-2」の価格
・6,521,742円(税抜。ハードウェア構成のみ)

●「Oracle Database Appliance X3-2」製品画像
http://japanmediacentre.oracle.com/ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=230

●本発表に関するパートナー企業からの賛同コメント(五十音順)
・株式会社アシスト
このたびの「Oracle Database Appliance X3-2」国内発表を心より歓迎いたします。
弊社では、昨年末までの同製品の販売・サポート実績をオラクル・コーポレーションに高くご評価いただき、今年1月より国内初の「Oracle Database Appliance Specialization」認定パートナーとして活動を開始しています。今回性能向上、柔軟な拡張性、低コストをより一層追求した新バージョンが投入されることにより、多くのお客様が満足されるデータベース基盤を提供できるものと確信しております。弊社はお客様への積極的な提案に加え、きめ細かな支援サポートの拡充にも努めて参ります。

株式会社アシスト
取締役 常務執行役員 データベース技術本部長
小林 太一

・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称CTC)は、「Oracle Database Appliance X3-2」 の国内発表を心より歓迎いたします。
CPUの性能向上と大容量メモリの搭載、ストレージ容量の拡張は、より高性能なデータベース基盤を求めるお客様に対し、より提案の範囲が拡がる可能性を持つものと期待しております。
CTCでは、2012年11月より「Oracle Database Appliance」の包括保守サービスを全国約100か所のサービス拠点にて開始しましたが今回の「Oracle Database Appliance X3-2」におきましても同様のサービス提供を行う予定でおります。
CTCは、今後も豊富な販売実績にて得たノウハウをもとにお客様の経営課題解決を積極的に支援してまいります。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
クロスファンクショングループ
執行役員 ITエンジニアリング室長
粟井 利行

・SCSK株式会社
SCSKは、「Oracle Database Appliance X3-2」の発表を心より歓迎します。SCSKは、スモールスタートができ、BCPプランの拡張に合わせて増強もできる、DR構築に最適なシステムとして「Oracle Database Appliance」を活用したBCP/DR対策をお客様に提供してきました。今回、ハードウェア性能を大幅に向上させた「Oracle Database Appliance X3-2」は、企業内に散在するサイロ型のシステムに格納されているさまざまなデータを短期間でデータベース統合することにも活用でき、DR構築と合わせて提供することにより、お客様により一層の拡張性と柔軟性に富んだシステム基盤を提供できるものと期待しております。

SCSK株式会社
上席執行役員 ITマネジメント第一事業本部長
向井 健治

・NTTデータ先端技術株式会社
NTTデータ先端技術は「Oracle Database Appliance X3-2」の国内提供開始に関する発表を歓迎いたします。
私たちは昨年4月にOracle Engineered Systemsラボを開設し、「Oracle Database Appliance」
や「Oracle Exadata」、「Oracle Exalytics」などの実機を使った導入前検証(PoC)や導入後の製品保守を行うことで、多くのお客様から高い評価をいただいております。
このたび「Oracle Database Appliance X3-2」でハードウェア性能が大幅に向上したことで、高いパフォーマンスと高可用性が求められるシステムへの適用範囲が広がり、多くのお客様に最適なプラットフォームを提供できると確信しております。今後もOracleエンジニアードシステム製品の圧倒的なパフォーマンスと信頼性を活用し、お客様にとって満足度の高いOracleソリューションをご提供してまいります。

NTTデータ先端技術株式会社 
執行役員 オラクル事業部長 
奥山 昌幸

・ソフトバンクBB株式会社
ソフトバンクBB株式会社は「Oracle Database Appliance X3-2」のリリースを歓迎いたします。大幅に向上されたハードウェア性能と更なるパフォーマンス向上によって、今後のビッグデータを見据えるお客様に対してより一層充実した製品を販売店様を通じてご提供できるものと期待しております。

ソフトバンクBB株式会社
コマース&サービス統括 コマース&サービス本部 本部長 
高瀬 正一

・TIS株式会社
TISは、このたびの日本オラクル株式会社による「Oracle Database Appliance X3-2」の日本提供開始の発表を歓迎いたします。
「Oracle Database Appliance X3-2」はデータベース・システムとしてハードウェア性能が大幅に向上することで、高可用性が必要とされるお客様のクリティカルな業務システムを運用する際、更なるパフォーマンスを発揮する最適なプラットフォームになると確信しております。
前バージョンで培った弊社のノウハウを基に、新しい「Oracle Database Appliance X3-2」でもシステム提案力・構築力を最大限に発揮し、お客様に最適なソリューションとしてご提供させて頂く所存でございます。

TIS株式会社
執行役員 
岡本 安史

・菱洋エレクトロ株式会社
菱洋エレクトロ株式会社は、「Oracle Database Appliance X3-2」の国内発表を心から歓迎いたします。今回のハードウェア性能の大幅な向上により、高可用性データベースシステムにおける最適なプラットフォームとなるものと強く確信しております。
「Oracle Database Appliance」の構築などの各種サービスを取り揃えている弊社は、継続してお客様に最適なソリューションをご提供いたします。

菱洋エレクトロ株式会社 
執行役員副本部長 
武野 文昭

●「Oracle Database Appliance」について
「Oracle Database Appliance」は、ソフトウェア、サーバー、ストレージ、ネットワークを統合したエンジニアド・システムとして、幅広いOLTP*およびデータウェアハウジング・アプリケーションのデータベースに高い可用性を実現します。また、サーバーおよびストレージの障害発生時には、クラスタリング機能「Oracle Real Application Clusters」とストレージ管理機能「Automatic Storage Management」によりデータベースを保護します。
*Online Transaction Processing
http://www.oracle.com/jp/products/database/database-appliance/overview/index.html

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、 http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田、玉川
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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