ロボット工学の専門家が全国から一堂に会する 「ROBOMECH2025」を6月4日(水)~7日(土)に山形で開催 -企業展示多数、高校生特別セッションも-
ロボティクス・メカトロニクス講演会2025 in 山形 「フロンティアを拓くロボティクス・メカトロニクス」
一般社団法人日本機械学会(会長:岩城 智香子 東芝エネルギーシステムズ)は、2025年6月4日(水)~7日(土)の4日間、山形ビッグウィングを主会場にROBOMECH2025を開催いたします。

「フロンティアを拓くロボティクス・メカトロニクス」をテーマに、ロボット工学の専門家による研究発表1543件、企業展示45社、高校生による発表5件が実施され、総勢約2,200名が参加します。
また、6月7日(土)には、一般の方々を対象とした参加費無料の企画も多数用意しております。皆さまのご参加をお待ちしております。
ROBOMECH2025ウェブサイト https://robomech.org/2025/

ROBOMECH2025特別ワークショップ「ロボット革命」
日時 : 6月7日(土)9:00~12:00
場所 : 山形大学・小白川キャンパス 基盤教育2号館221・222号室
主催 : ROBOMECH2025実行委員会
実施方法 : 現地開催
参加費 : 無料
定員 : 現地500名
参加申込方法: 以下の参加申込フォームから事前参加登録を行ってください。
※現地飛び込み参加も受付予定です
https://forms.gle/HjpB4dRs6ChqYaC3A
概要
世界をリードする日本のロボット研究者3名が、最先端の研究内容を東北の皆様にお届けします。新しい発想から生まれる革新的な研究の取組みを体感し、脳を刺激するワークショップです。研究者のみならず、社会人、大学生、中高生、保護者の方々など、どなたでも歓迎いたします。
登壇者と研究内容のご紹介
広瀬 茂男先生:ヘビ型ロボットをはじめとする生物規範型ロボットの第一人者です。地上を蛇行するロボットや水中を泳ぐロボットなど、多くのロボットを開発されました。現在は、さらにその裾野を広げ、福島第一原発のための廃炉用ロボットや月面探査用ロボットなどの数多くの極限環境ロボットを開発されています。
鈴森 康一先生:やわらかいロボット「ソフトロボティクス」の第一人者です。ゴムチューブと化学繊維を組み合わせた「細径人工筋肉」を用いて、人間のようなしなやかな動きを実現するロボットの開発を進めておられます。
多田隈 建二郎先生:全方向に移動可能な球状車輪やクローラ、さまざまな形状の物体をつかめるグリッパなど、ロボット機構の研究者です。他にも反射型駆動メカニズム・可食ロボット要素・水平離着陸式ドローンポート機構など、数多くの独創的なロボット機構の原理を創案し、実機として具現化する取組みを続けられています。
このワークショップでは、これらの最先端技術に触れ、新しいアイデアや発想の展開を体験できます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
スケジュール
8:30 開場
9:00~9:10 開会の挨拶
9:15~9:55 広瀬 茂男先生「極限環境ロボットの開発とそのための創造的思考法」
10:00~10:40 鈴森 康一先生「柔らかいロボットが拓くしなやかな未来」
10:45~11:25 多田隈 建二郎先生「ロボット機構学の継承・拡張的展開」
11:30~12:00 パネルディスカッション
市民向け企画
パイプロボコン・ロボット工作教室
日時 :6月7日(土)
場所 :やまぎん県民ホール スタジオ1・練習室1
主催 :一般社団法人日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門
参加費 :無償(先着順)
※工作教室では、350mlの空き缶をご持参ください。
定員 :工作教室は各回10名
参加資格:特になし(未就学児の参加者は保護者同伴)
概要
山形市の小中学生向けのイベントとして、配管探査ロボットをテーマとしたレース型競技であるパイプロボコンを工作教室と共に開催し、理工系分野への理解と興味を増進する。
パイプロボコン
10:00~ パイプロボコン・ビッグコースチャレンジ
16:00~17:00 パイプロボコン・ビッグコーストーナメント
工作教室
11:00~12:00 工作教室(1)
13:00~14:00 工作教室(2)
15:00~16:00 工作教室(3)
体験操縦
10:00~12:00 体験操縦
(小型人型ロボットによるサイコロ・サッカー・バスケットボール)
13:00~14:00 体験操縦
(小型人型ロボットによるサイコロ・サッカー・バスケットボール)
14:30~16:00 体験操縦
(小型人型ロボットによるサイコロ・サッカー・バスケットボール)