日中越境ECパイオニアのbolomeが動画共有サイト「bilibili」と提携　著名動画クリエイターに対し動画コマースのプラットフォーム提供を開始

2018-07-25 09:30

株式会社bolome(ボウロウミイ、所在地：東京都新宿区、代表者：水野裕哉・陳少春、以下「bolome」)は、中国で最大級の動画共有サイトで若者文化コミュニティのbilibili(以下「ビリビリ」)を運営するbilibili Inc.(所在地：ケイマン諸島、代表者：Rui Chen)と業務提携し、ビリビリ内で影響力を持つ「UP主」(ビリビリ上で独自に制作した動画を継続的に公開する動画クリエイター、YouTubeにおけるユーチューバー的な存在)をネットワーク化した動画コマースのプラットフォームの提供を開始しました。

bolomeについて

bolomeは2015年の7月に直販アプリ「bolome」をローンチし、サービス開始以降スマートフォン越境ECのパイオニアとして3年にわたり事業拡大をしてまいりました。現在のユーザー数は800万人、取引メーカー数は500社、取扱商品は12,000点、月の売上は10億円を超えるまでになりました。

また、中国の越境EC市場でも影響力を持つようになったインフルエンサー(KOL＝Key Opinion Leader)を活用した新しい取り組みとして、2018年3月からbolomeが独占契約するKOLの越境ECショップの構築、及び販売網をネットワーク化した「WeStock( http://www.westock.jp )」の提供を開始し、契約KOL数は100名を超え、カバーするフォロワーの合計は8,000万人を超え、越境ECの新たな販売チャネルの開拓にも力を入れています。

ビリビリについて

bilibili Inc.は2018年3月に米NADAQに上場し、運営する動画共有サイト「ビリビリ」の月間アクティブユーザー数を示すMAUは7,750万人、ニコニコ動画と同様に動画にコメントを流すことができ、日本アニメの正規配信数は中国動画サイトの中で最大(2017年から2018年上半期に公開された日本新作アニメ312本の内、201本がビリビリ上で正規配信中)です。

今回の提携内容について

本提携によりビリビリの「UP主」は、自身が作成した動画内で紹介した商品をビリビリ上で販売することが可能となります。中国で影響力を持つインフルエンサーである「UP主」がお勧め商品の動画配信をビリビリ上で行い、そこから商品購入までもビリビリ上でシームレスに完結でき、かつ「UP主」のチャンネル内で自身のショップを構築することが可能になります。
今回、まずは数十名の「UP主」限定公開で同プラットフォームの提供を開始いたしました。

同システムの提供と合わせて、「UP主」に対して、bolomeがこれまで培ってきた日本・韓国の商品を越境方式で中国に届けるサプライチェーンを活かした日韓12,000点以上の商品のドロップシッピングサービスの提供も行います。「UP主」は自分で商品を仕入れることなくbolomeが日韓のメーカーから直接調達した正規品の販売をすることができ、日韓の爆買商品を取り揃えた越境ECショップをビリビリ上で即座にスタートすることが可能となります。これにより、動画による情配信で影響力を持つ「UP主」と商品販売の「売り場」が一体となった日本商品のブランド認知拡大と商品販売実績の両方を実現できる画期的なプラットフォームが新たに誕生します。

bolomeでは、このプラットフォームを通じて、bolomeが中国越境ECの販売で独占権を持つ、浅野撚糸株式会社のタオルブランド「エアーかおる」、株式会社ジービーエスのアロマスティック「LoaLes」、ナチュラルバイオ研究所株式会社のプラセンタ美容液「ROYAL」、韓国Egnis Incのスタイリッシュな食事代用食「LABNOSH」等を中心とした商品の積極的なプロモーションを行っていく予定です。

直販スマートフォンアプリ「bolome」のみならず、中国において影響力のあるインフルエンサー達と提携を行い、バイラル効果によるブランド認知拡大と商品販売実績の両方を同時に実現する「WeStock」の提供も行って参りましたが、創業理念である「中国でヒット商品を作る！」を実現するため、これからも日本企業が中国の越境EC市場でプレゼンスを高められる様な販売プラットフォームの構築を行って参ります。